イオン、フェリカポケットマーケティングを連結子会社化……WAONの活用範囲を拡大
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フェリカポケットマーケティングは、非接触ICカード技術「FeliCa」の活用ツール・ノウハウを、自治体などに向け提供している企業。ポイントやスタンプラリー、クーポン、会員認証、クローズドマネー等に利用できるアプリ「Felicaポケット」を扱っている。
主な株主はソニー60.0%、大日本印刷22.5%、ぐるなび12.5%、丹青社5.0%だったが、今回、イオングループが合計74.9%(イオン60.0%、イオンフィナンシャルサービス14.9%)を取得した。残りは
ソニーが15.1%、大日本印刷が10.0%を保有する。
イオンは2007年4月から、非接触ICカード技術「FeliCa」を活用した電子マネー「WAON」のサービスを提供している。「ご当地WAON(寄付つき)」の取り組みも全国各地で進めており、現在84種類を発行している。
今後はFPMが展開するICカードサービス「FeliCaポケット」を活用し、「WAON」に商店街の独自ポイントやクーポンサービス、行政サービスも搭載し、利用者の利便性を高めるのが狙い。
《冨岡晶》
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