【インタビュー】『キャプテン・アメリカ/WS』ルッソ監督……エッジを効かせる | RBB TODAY

【インタビュー】『キャプテン・アメリカ/WS』ルッソ監督……エッジを効かせる

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アンソニー・ルッソ監督(中央) (C) 2014 MVLFFLLC. TM & (C) 2014 Marvel. All Rights Reserved.
アンソニー・ルッソ監督(中央) (C) 2014 MVLFFLLC. TM & (C) 2014 Marvel. All Rights Reserved. 全 8 枚
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 19日より日本公開されたアベンジャーズ・シリーズ最新作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』。監督はアンソニーとジョーのルッソ兄弟が務めた。2人に作品の主題、また2人の制作者としてのバックグラウンドを聞いた。


--- コミックスの映画化に興味を持たれた理由は何でしょうか。

ジョー・ルッソ監督:コミックスは10歳の頃から集めているよ。最初にお金を出して買った1冊が、キャプテン(・アメリカ)とファルコンがチームを組むエピソードだったのは奇遇だね。

--- キャプテンのファンだったのですか。

ジョー・ルッソ監督:たとえば彼の愛国主義とか、気になるキャラクターだった。スティーブ・マックイーンが演じたら、と想像していた。なぜなら、キャプテンは良い子過ぎるから、マックイーンが演じればエッジを持ち合わせたキャラになって、ストーリーをより掘り下げることができる。今回の映画化では、まさにそういったエキサイティングな、ハードなところを狙った。

--- マーヴェル・コミックスは読んでいましたか。

ジョー・ルッソ監督:持っているコミックスはほとんどがマーヴェルだ。僕ら兄弟はダークな内容の物語に惹かれるね。DCコミックスだけど、フランク・ミラーの『バットマン:ダークナイト・リターンズ』が好きな少年だった。

--- それ、私も持ってます!

ジョー・ルッソ監督:『ダークナイト』は神話を解体して、創造性のドアを開いた。ヒーローものでもダークなアプローチができることを僕らは知ったんだ。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、70年代の政治スリラーのような映画ができた。

--- キャプテン・アメリカという、誰もが知っているキャラクターの映画化にあたってプレッシャーはありましたか。

アンソニー・ルッソ監督:それはもう。まずシリーズ全体のレベルが高い。加えてキャプテン・アメリカだ。好きなキャラクターだから、好きなジャンルだからという、ファンであることの情熱で乗り越えたよ。

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《高木啓》

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