地味なサラリーマンが悪役に変身……あなたの心の奥底に潜む感情
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
内気な性格からか、会社では目立たず、家族も友人もいない孤独な人生を送っていた。スパイダーマンに偶然助けられ、スパイダーマンを友人だと感じ執着してしまう。感電事故後、友人だと思っていたスパイダーマンに名前を忘れられたことで、スパイダーマン最大の敵へと変貌するのだ。
近年のアメコミヒーローの悪役には、エレクトロのように元は普通の人間であったが、何らかの理由により悪の道に進んでしまうキャラクターが多い。なぜ、彼らは悪に走ってしまったのか? そんな、いつの間にか悪役になってまったアメコミヒーローの敵役を紹介していこう、
●マグニートー(X-MENシリーズ)…マグニートーは戦争体験がトラウマとなり、人格が破たんする。人類は、より優秀な生物であるミュータントに支配されるべきであるとの思想を持ち、プロフェッサーXと対立していく。
●ゾッド将軍(スーパーマンシリーズ)…クリプトン人を守る防衛軍の指揮官だった。クリプトン人の復興を願い地球侵略を開始、クリプトン人の遺伝子の設計図を持つスーパーマンを狙った。
●ベイン(ダークナイトライジング)…バットマンとは同じ『影の同盟』に所属する兄弟弟子だった。バットマンに復讐を誓う一人の女性を愛し、打倒バットマンへと駆り立てられる。
●トゥーウェイス(バットマンシリーズ)…元は有能で正義感溢れる検事だったものの、顔半分に強酸を浴び(作品によっては火傷を負い)、コイントスで相手の生死を決める処刑人と化してしまう。
『アメイジング・スパイダーマン2』に登場するエレクトロは、私たちが最も身近に共感できるキャラクターかもしれない。本当はこうしたい、ああしたいと思っていてもそれが上手くいかない日々が続く。そんな中で唯一の友人と思っていたスパイダーマンに裏切られたと誤解し、すべての怒りをスパイダーマンにぶつける。
普段の生活の中で感じる理不尽や苛立ち、そんな感情は誰しもが心の奥底に持っている。誰だってエレクトロや敵側の立場になってしまう。エレクトロと自身を重ねながら『アメイジング・スパイダーマン2』を観ることもできる。4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて3D&2D全国公開。
《高木啓》
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