しまなみ海道の自転車無料化へ、愛媛県と日本マイクロソフト連携
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ICTの利活用を通して愛媛県の地域活性化、情報リテラシー向上を目指す協働の覚書を2014年1月に締結している愛媛県と日本マイクロソフト。この覚書に基づいて開発を進めてきた「愛媛マルゴト自転車道サービスサイト」を4月22日に公開した。
サイトでは「瀬戸内しまなみ海道」を中心に県下全域で自転車の整備等を行う「愛媛マルゴト自転車道」の紹介をはじめ、サイクリスト向けの情報発信をしていく。また、県が作成するブログ、Youtube、facebookといったソーシャルメディアを利用した情報発信も積極的に行うとしている。
なお、サイトの構築などにはマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」を基盤として活用していることもアピールした。
発表イベントにはプロサイクリストの門田基志さん、モデルのラブリさん、そして団長安田さんが登場。愛媛出身の門田さんは「しまなみ海道は、中学高校の頃から工事がはじまって、どんどん開発されていきましたね。育っていくとともにできてきたという感じがします」と話した。
ラブリさんは「18才まで松山にいまして、小学校の頃にしまなみ海道ができたのですが、遠足にいきました」。自転車については「2台持っています。そろそろいい季節ですね」とコメント。「サイクリング初心者なのですが、その良さが女性にも伝わるといいなと思いますね」とした。
団長安田さんは、しまなみ海道の印象について「もう、しまなみ芸人と言ってもいいですね。晴れも、雨も、暴風雨でも走っています。暴風雨でもね、戦っているかんじが気持ちよかったりして。おいしいものもたくさんありますね」とサイクリストとしての経験を話した。「しまなみ海道、走って、食べて、コミュニケーションをとって、みんなで仲良くいきましょう」とした。
愛媛県の中村時広知事は「しまなみ海道のコースをしっかり整備して、たくさんの人に訪れてもらえるようにします。これが愛媛マルゴト自転車道です」と述べた。
かねてから取り組んできた、しまなみ海道の自転車通行無料化についても前向きに進んでいることを強調。「夏前くらいには、しまなみ海道の自転車無料化に向けて準備をしています」とし、次の展開も視野に、積極的な観光客、サイクリスト誘致を進める。
今夏しまなみ海道の自転車無料化へ、愛媛県と日本マイクロソフト連携会見
《土屋篤司@CycleStyle》
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