【インタビュー】J. フォックス……マックスがエレクトロになるまで 2ページ目 | RBB TODAY

【インタビュー】J. フォックス……マックスがエレクトロになるまで

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スパイダーマンとエレクトロ/『アメイジング・スパイダーマン2』 (C) 2013 CTMG. All Rights Reserved.
スパイダーマンとエレクトロ/『アメイジング・スパイダーマン2』 (C) 2013 CTMG. All Rights Reserved. 全 9 枚
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--- 特殊メイクの感想は?

フォックス:4時間もかけるのだけれど、楽しみながらメイクしていた。メイクの過程でだんだん役に入っていく。だんだん自分がエレクトロになっていくんだ。あの青い色は特殊効果のためのブルースクリーンにもなっていて、体の中の嵐、怒りの感情を表現するのにも役立っている。

--- ただ作品全体では、他の作品と比べて特殊効果はあまり使わなかったとか。

フォックス:特殊効果なしでも演技が成立する役者が集まったね。これが映画に信憑性を加えた。実在の空間に役者が物理的に存在しているんだ。特殊効果がストーリーの命になるのではなく、付加価値となるんだ。

--- これまで悪役をほとんど演じていませんが、悪役を演じる気分はいかがでしたか。

フォックス:今回のような悪役を演じる場合には、塗り絵でいえば、線をはみ出して色を塗ることができる。監督にはアドリブをさせて欲しいと頼んだ。善玉には制約があるが、悪役には制約がないから。悪役がクレイジーだと善玉がさらに良くなる。その点が楽しかった。これほどクールな要素のある悪役ばかりではないからね。

--- フォックスさんは次々と違うタイプの映画に出演して、そのつど新しい感動を観る者に与えてくれます。演技で心がけていることはありますか。

フォックス:やりがいがあるか、役の心が見えるかで、役を選んでいる。だから役ごとの特徴は変るし、キャラクターごとの響くところ、楽しいところを訴求するんだ。

--- 出演契約は何本ですか。シリーズの作品として『シニスター・シックス』(作品名は悪役ユニットの名前)の制作が発表されましたが、エレクトロは登場するのですか。

フォックス:契約については言えないし、新作の内容については知らない。エレクトロは電気だから死ぬことはない。どこにでも行けるんだよ(笑)。


 映画『アメイジング・スパイダーマン2』は25日より、全国ロードショー。監督はマーク・ウェブ、出演はアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、ポール・ジアマッティ、サリー・フィールド。
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《高木啓》

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