最後の晩餐に食べたい和食1位=「お寿司」……アンケート調査結果 2ページ目 | RBB TODAY

最後の晩餐に食べたい和食1位=「お寿司」……アンケート調査結果

エンタメ 調査
和食が好きな一番の理由
和食が好きな一番の理由 全 15 枚
拡大写真
●好きな寿司ネタ、総合1位は「赤身(マグロ)」

 好きな和食1位の「お寿司」の中で、もっとも愛されているネタは何か。「好きなお寿司のネタをすべて教えてください」と聞いたところ、上位から「赤身(マグロ)」、「トロ(マグロ/大トロ、中トロ含む)」、「サーモン」の順となった。

 このランキングを男女別で比較してみたところ、男性では平目や鯵などが上位にランクインした一方で、女性では甘海老が3位に入ったほか、イクラ、ぼたん海老、帆立貝なども人気を集めた。

 注目は総合ランキング3位を獲得した「サーモン」だ。50代、60代では伸び悩んだが、20代から30代の支持率は高く、30代にいたっては、2位の「トロ(マグロ/大トロ、中トロ含む)」、3位の「赤身(マグロ)」を抑えて一番人気だ。逆に20代では人気の低かった「イカ」が、40代以上には50%以上の支持を集めている。

●日常食「丼モノ」ランキングを制したのは「海鮮丼」

 和食には様々な種類の「丼モノ」があるが、その中で一番人気は何か。ランキング上位は僅差だったが、1位は「丼モノ」のお寿司とも言える「海鮮丼」となった。2位以降は「天丼」、「かつ丼」、「鰻丼」と続いている。

 この項目では、性別で傾向にかなりの違いが出た。男性の1位は「かつ丼」、2位は「鰻丼」、女性の1位は「海鮮丼」、2位は「天丼」という結果に。一方、総合ランキングでは、ポピュラーな丼モノの印象がある「牛丼」の支持率が伸び悩んだ。あまりに身近すぎて、あえて「好きな丼モノ」として選ばれなかったのかもしれない。

●“粉モノ”は和食度が高い料理、和食と呼ぶに「ふさわしい料理」の境界線

 日本人に馴染みがありながらも「これって和食なの?」と迷ってしまう料理もたくさんある。そのような料理22品を対象に、アンケートでは最高5点~最低1点(5点=「和食と呼ぶにふさわしい」、1点=「和食と呼ぶにふさわしくない」)の5段階で評価した。

 その結果、「たこ焼き」や「お好み焼き」のような粉モノは和食のイメージが強い。また、「カレーライス」よりも「カレーうどん」の方が和食度が高い、という結果もあり、「うどん」と「出汁」の“和食力”を感じさせる。

 ちなみに「和食と呼ぶにふさわしくない」寄りの「1点」と「2点」を選んだ人が多かった順にメニューを並べたところ、和食と非和食の「境界線」が見えてきた。22品のメニューの中で、“和食ボーダーライン”は「ちゃんぽん」と「焼き肉」の間に50%ラインが引かれていることが判明した。「ラーメン」は和食として「ふさわしくない」が、「ちゃんぽん」は和食として「ふさわしい」という結果だ。


アンケート実施概要
●調査方法 :インターネット調査
●実査期間 :2014年3月28~29日
●対象者属性 :日本全国、20歳以上69歳以下の日本人男女、「和食が好き」な人
●調査対象者数 :600人
性別×年代別(10歳刻み)均等割付
  1. «
  2. 1
  3. 2

《高木啓》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース