2014年第1Qの新モバイル脅威、99%以上がAndroidを標的に……「新種の発見」目立つ
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
「紛失・盗難対策用アプリを悪用」、スマホがのぞき見可能に……IPAが解説
-
エディオン、端末代、データ通信込みで月額1,934円から利用できる格安スマホ

それによると、2014年第1四半期にエフセキュアラボが検出した新たなモバイル脅威において、99%以上がAndroidユーザを標的にしていたことが明らかとなった。検出された新種の脅威(ファミリーとその亜種を含む)277件のうち、275件がAndroidを標的にしたものだった。iPhoneとSymbianはそれぞれ1件ずつだった。前年同期において、新種の脅威は149件で、Androidを標的としていたのは91%だった。
2014年第1四半期には、ビットコイン(仮想通貨)を採掘するためにデバイスをハイジャックする“マイナー(採掘者)”が初めて確認された。また起動ルーチンの最初期段階で打撃を与える“ブートキット”も初めて見つかった。Torトロイの木馬や、Windowsでのインターネットバンキングを狙うトロイの木馬も初めて確認されるなど、「新種の発見」が目立ったという。
国別では、英国が最も多くのモバイルマルウェアに遭遇し、ユーザ1万人当たり15~20ファイル(500人当たり1ファイル)のマルウェアファイルが同社ソフトによりブロックされたとのこと。米国、インド、ドイツでは、それぞれ1万人につき5~10のマルウェアがブロックされ、サウジアラビアとオランダでは、1万人につき2~5のマルウェアがブロックされた。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
「紛失・盗難対策用アプリを悪用」、スマホがのぞき見可能に……IPAが解説
ブロードバンド -
エディオン、端末代、データ通信込みで月額1,934円から利用できる格安スマホ
IT・デジタル -
医療機器におけるセキュリティ、現場では脅威の認識や対策意識に差
ブロードバンド -
アジア地域のマルウェア検出数が増加……2013年下半期
ブロードバンド -
RAT機能と4種類のDDoS攻撃が可能なクライムウェアキットに関するレポート
ブロードバンド -
ATMやWi-Fiルータを狙うトロイの木馬を確認
ブロードバンド -
Fortinetは2013年に18のクリティカルなゼロデイ脆弱性を発見
ブロードバンド -
【GW】海外でのスマホ利用で高額請求も……東京都が注意喚起
ブロードバンド