カプコン決算発表……『モンハン』『デッドライジング3』『バイオ』がミリオンセラーを達成
エンタープライズ
企業
注目記事

売上高1022億円(前年同期比 8.6%増)、営業利益102億9900万円(前年同期比 1.5%増)、経常利益109億4600万円(前年同期比 0.0%)、純利益34億4400万円(前年同期比 15.9%増)となりました。
デジタルコンテンツ事業では、ニンテンドー3DS用『モンスターハンター 4』が爆発的な人気を博し、400万本を超えるヒットとなりました。また、欧米に照準を合わせたXbox One用『デッドライジング3』や、プレイステーション 3、Xbox 360、Wii U、パソコン用『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』の販売本数が100万本を突破し、3タイトルがミリオンセラーを達成。加えて、プレイステーション 3、Xbox 360用『ドラゴンズドグマ : ダークアリズン』が底堅い売行きを示すとともに、ニンテンドー3DS用『逆転裁判5』もおおむね計画どおり推移しました。
さらに、流通形態の変化に対応したダウンロード版において、『モンスターハンター 4』が堅調な売行きとなった他、海外向けの『ダックテイルズ』も予想以上に好伸。ビジネスモデルの多様化が進むとともに、国内外で大きく伸長したことにより販売拡大に寄与したとのことです。一方で、海外をターゲットにしたプレイステーション 3、Xbox 360、パソコン用『ロスト プラネット 3』は、低調裡に終始。また、オンラインゲームのパソコン、Xbox 360、プレイステーション 3、Wii U用『モンスターハンター フロンティア G』は軟調に推移しました。
事業領域の拡大を図るため、台湾において配信を開始したブラウザゲーム『鬼武者Soul』は、人気ランキング1位となるなど脚光を浴びました。しかし、モバイルコンテンツは、『モンハン 大狩猟クエスト』が健闘したものの、有力タイトルの不足や熾烈な競争環境もあり、精彩を欠き、総じて苦戦を知られたとしています。
今後の見通しとして、収益構造や事業モデルの見直しにより経営資源を重点部門、成長分野に投入するとともに、不採算部門から撤退するなど、選択と集中による機動的な経営展開によりグループ全体の企業価値を高めていくとのこと。このため、持続的成長が見込まれるダウンロード販売やPCオンラインゲームに注力する他、パチスロ機事業を強化することに加え、モバイルコンテンツの早期立て直しを図っていくとしています。
カプコン、平成26年3月期決算を発表 ― 『モンハン』『デッドライジング3』『バイオ』がミリオンセラーを達成
《さかまきうさろーる@INSIDE》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
カプコン、平成26年3月期の業績予想を修正
エンタメ -
【KDDI決算発表】auスマートパスもプラス材料に
エンタープライズ -
【ドコモ決算発表】225Mbpsスタート……2014年度は攻めの減益で2015年にV字回復を目指す
エンタープライズ -
ヤフーが2013年度の決算説明会を実施……eコマース事業の新戦略による影響は?
エンタープライズ -
東京ディズニーランド&シー、累計来園者が6億人
エンタメ -
今年は冷夏で過ごしやすい?……各企業で「クールビズ」が今年もスタート
エンタープライズ -
子どもの数は33年連続減少、1,633万人で過去最低
エンタープライズ -
2014年度新入社員、出世意欲に男女差…理想の上司は武田信玄
エンタメ