いよいよ消滅間近な、ファイル共有ソフトユーザー……Winny利用者は5年で10分の1に
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
調査期間は1月17日17:00~18日17:00(24時間)で、ファイル共有ソフトのネットワーク上に流通している情報を自動的に取得・分析した。調査対象はWinny、Share、PerfectDark、Gnutella、Bittorrentの5種類のファイル共有ソフト。
それによると、ノード数については、Winnyが1日あたり約1.2万台(2013年1月調査では2万台)、Shareが約4.4万台(2013年1月調査では5.9万台)、PerfectDarkが1日あたり約2.4万台(2013年1月調査では3.4万台)となっている。いずれも減少が続いており、5年前(2009年10月2~3日)と比較すると、Winnyが10分の1以上(2009年は14万台)、Shareが約5分の1(2009年は21万台)となっている。
なお流通するコンテンツ内容について、「Gnutella」は音楽が突出して多く、他4ソフトは映像が多い(Winnyは書籍も多い)など、ソフトごとの特徴も明らかとなっている。
この結果についてACAでは、刑事告訴や様々な啓発等の対策を実施してきた成果としている。ファイル共有ソフト等を悪用した著作権法違反の全国一斉集中取締りについては、2009年の初実施から2014年までの間に5回実施されている。「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」による啓発メール送付では、Winny、Shareユーザーに対して、延べ37,000通の啓発メールが送付されているとのこと。
《冨岡晶》
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