【EDIX2014】教材・教育コンテンツ…児童1人1台タブレット教材・授業の提案
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なかでも、児童1人1台タブレット端末時代を想定して、タブレット端末を使った教材や授業の提案が多数見られた。
今年初めて出展した学研ホールディングスは、幼稚園・保育園向け、小学校向け、教室・塾向け、家庭学習向けのICT教材を一堂に集めて展示。教室・塾向けでは、専用のタブレット端末「まなボード」を使った家庭学習と、週2回の学研教室での学習を組み合わせた「学研iコース」も紹介している。
エレファンキューブでは、直感的に触って動かすことで数学の抽象的な概念の理解を助けるタブレット教材「AQUA」をリリース。動画で動くのを見るだけと違って、自分で何度も納得いくまで試せることが利点だ。紙の教材ではなかなか理解できない3次元の立体をぐるぐるまわしてさまざまな角度から見たり、展開図にしたり。動くからこそ理解できるコンテンツが中学3年分収録されている。
チエルでは、教育のICT化によって、重くなる一方の先生方の負担を軽くし、授業を進めやすくするソフトウェア「らくらく先生スイート」を紹介していた。生徒1人1台のタブレット使用時に、生徒の画面を教師用端末で一元管理でき、他の生徒の画像を同時に並べて比べ合ったり、生徒が自分の画面を電子黒板で大きく提示しながら発表できるなどの「授業支援」、単元ごとにおすすめの教材を呼び出してくれるリコメンド機能がついた「教材ナビ」、自動的に授業計画表が作れる「授業計画」などの支援ツールがある。
LEGOエデュケーションでは、「教育版レゴ マインドストーム」「ストーリースターター」が紹介されていた。マインドストームは、マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同開発された製品で、レゴブロックで組み立てたロボットを、頭脳部品「インテリジェントブロック」と組み合わせることでロボットを自由に制御できる。インテリジェントブロックは、簡単な操作でプログラミングができるため、プログラミングに興味をもつきっかけとしておすすめの教材だ。
「ストーリー スターター」は、LEGOブロックを言語学習教材として使おうという提案だ。数人のグループで、3~4の場面のお話を作り、そのお話に合わせて1コマずつの場面をレゴブロックで作る。作った場面を撮影し、「ストーリービジュアライザー」というソフトに取り込み、自由に台詞やト書きを書き込めば、オリジナルの物語ができる。このプロセスを通して想像力や論理力を、できた作品を発表することでプレゼン能力を磨くことができる。中学生になれば、英語で物語を作るという展開も可能だ。
《石井栄子》
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