ついに起きてしまったAKB48握手会での傷害事件……尾木ママ「警備態勢の強化は急務」 | RBB TODAY

ついに起きてしまったAKB48握手会での傷害事件……尾木ママ「警備態勢の強化は急務」

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 アイドルグループ・AKB48のメンバーが25日に開催された握手会イベントで刃物を隠し持った男に切りつけられて負傷した事件で、教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏は負傷したメンバーやショックを受けたファンをおもんばかるとともに、警備態勢を強化する重要性を説いた。

 事件が起きたのは25日、岩手県滝沢市の岩手産業文化センターアピオで開催された握手会でのこと。AKB48の入山杏奈と川栄李奈、および会場整理の男性スタッフが、刃物を隠し持った男性から襲われて負傷した。

 これまで「会いに行けるアイドル」として、握手会や写メ会といったイベント通じてファンと直接交流できることをウリにしてきたAKB48。しかし人気の上昇とともに急増したファンのマナーも問題視されることも増え始め、実際に度々小さなトラブルは発生していた。

 熱心なファンとして知られる漫画家の小林よしのり氏も、そうしたイベントで、一部の非常識で悪質なファンからの言葉の暴力を受けたメンバーが傷つけられるのをかねてより心配し、自著の中でもファンのマナーに対する警告をつづってきたという。それでも「会いに行けるアイドル」を謳う以上、AKB48という存在が握手会なしでは成立しないという小林氏は、今回の凶行を「AKBの根幹にして、最大の弱点を突かれた事件である」と指摘した。

 ファンとの距離が近い親しみやすさが大きな人気を生んだ一方で、今回のような事件が起きる原因ともなってしまったことについて、尾木氏は26日に「警備態勢の強化は急務」と題してブログを更新。「ファンに支えられる ファンがサポートする 日本に新しく誕生したアイドルグループ その良さに真っ向から挑んだ許しがたい犯罪」と厳しく非難し、犯行の動機やその背景、警備問題などを徹底的に明らかにされることを望む同氏は、「でないとAKBグループの皆さん 立ち直れません 他のアイドルグループも安心してファン交流すすめられません…日本の社会 ムード暗く 猜疑心膨らみます」と、ひとつのアイドルグループ内の問題ではなく、社会的な問題に発展することを危惧した。

《花》

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