ヤフー、米スタートアップ企業の日本進出を支援する「YJ America, Inc.」設立

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2014.6.4（水）11:30

　ヤフーは4日、米国に100％子会社の現地法人「YJ America, Inc.」を設立し、業務を開始した。

　米国では、インターネット分野のスタートアップ企業が増加しているが、日本市場進出においては、日本での商慣習や事業をとりまく法制度による違いなどから、単独での進出が難しい状況となっている。YJ Americaは、米国の有望なスタートアップ企業やインターネットサービスを現地で早期開拓するとともに、日本向け事業を支援するとのこと。

　サンフランシスコ、シリコンバレーを中心とした西海岸をベースとして、日本国内向けのインターネット広告、Eコマース、スマートフォン向けアプリなどの領域を中心としたビジネス支援やコンサルティング業務を行う。また「Yahoo！JAPAN」を使った事業支援などを行うことで、スタートアップ企業などをビジネスパートナーとして位置付け、シナジーの最大化を図る。

　なお、YJ Americaでは、将来的に日本国内のスタートアップ企業やインターネットサービスの米国進出も支援する方針だ。

《冨岡晶》