【Mobile Asia Expo 2014 Vol.6】ドコモがチャイナモバイル/KTとLTE国際ローミングの実験を公開
ブロードバンド
回線・サービス
拡大写真
ドコモは中国のチャイナモバイル、韓国のKTと共同でLTEネットワークによる国際ローミングの検証を行った。
現在ドコモとKTは、通信の上りと下りで異なる周波数帯を使うFDD方式によるLTEサービスを国内で提供している。対して中国では大手キャリアのチャイナモバイルが昨年12月から、時間帯によって上り下りの通信を分割するTDD方式によるLTEサービスをスタートさせた。各社が今回のイベントで公開した実験は、それぞれの方式間での互換性を確保しながら、LTEによる高速通信に対応した国際ローミングサービスを実現するためのものだ。
会場では日本から中国へ渡航したユーザーがLTEネットワークによる国際ローミングを使うユースケースを想定して、TD-LTE対応の中国製Wi-Fiルーターに、ドコモのSIMカードを装着してチャイナモバイルのネットワークに接続し、Wi-Fi経由のテザリングによりタブレットにコンテンツを表示するというデモンストレーションが公開されていた。
ドコモの展示スタッフは「国際ローミングのネットワーク試験は完了した。今後はそれぞれのLTE通信の方式に端末が対応していくことも鍵になるだろう」と説明する。
現在ドコモとKTは、通信の上りと下りで異なる周波数帯を使うFDD方式によるLTEサービスを国内で提供している。対して中国では大手キャリアのチャイナモバイルが昨年12月から、時間帯によって上り下りの通信を分割するTDD方式によるLTEサービスをスタートさせた。各社が今回のイベントで公開した実験は、それぞれの方式間での互換性を確保しながら、LTEによる高速通信に対応した国際ローミングサービスを実現するためのものだ。
会場では日本から中国へ渡航したユーザーがLTEネットワークによる国際ローミングを使うユースケースを想定して、TD-LTE対応の中国製Wi-Fiルーターに、ドコモのSIMカードを装着してチャイナモバイルのネットワークに接続し、Wi-Fi経由のテザリングによりタブレットにコンテンツを表示するというデモンストレーションが公開されていた。
ドコモの展示スタッフは「国際ローミングのネットワーク試験は完了した。今後はそれぞれのLTE通信の方式に端末が対応していくことも鍵になるだろう」と説明する。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/