本物のスマホと通信、LINE体験ができるスマホトイ登場
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2013年に発売したスマホ型玩具「LINE TOWNマイタッチ」は、本体同士を接触させることによる通信技術だった。これに対し本商品は、BluetoothLEによって10m以内であれば、商品同士はもちろん、「マイタッチスマート LINE FRIENDS専用アプリ」(iOS、無料)を使って本物のスマホとも通信できる。通信相手の認証は本体同士のタッチで行なうため、知らない相手とつながる心配はない。
タカラトミーの調査では、ネット上のトラブルや悪影響のある情報閲覧などを理由に、小学生女児の母親の8割が「子どもはスマホを欲しがるが、所有させる予定はまだない」としている。その一方で、スマホの魅力の一つであるコミュニケーション機能を実現した「LINE TOWNマイタッチ」発売後は、「親のスマホとやりとりはできないのか」という声が寄せられた。
「LINE」のスタンプは、気持ちを表現できるツールや話題のひとつとして、家族のコミュニケーションにも役立っている。「ありがとう」や「ごめんね」など、面と向かっては照れ臭い気持ちのやりとりをしやすい。タカラトミーでは、そんなコミュニケーションのきっかけを、スマホを持たない子どもたちにも家族や身近な大人と一緒に楽しんでもらいたいと、開発を進めた。
「マイタッチスマートLINE FRIENDS」は、スマホとの通信遊びはもちろん、大画面のカラー液晶にタッチ操作や音楽再生、カメラ機能や30種類以上のアプリ遊びなど、スマホの疑似体験を楽しめる玩具だ。希望小売価格は1万0778円。
《高木啓》
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