【Mobile Asia Expo 2014 Vol.17】韓国SKテレコムが「ICT+α」を提案するスマートな製品を多数出展 | RBB TODAY

【Mobile Asia Expo 2014 Vol.17】韓国SKテレコムが「ICT+α」を提案するスマートな製品を多数出展

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ソーシャルヘルスケアサービスのアプリ画面「Health-On」
ソーシャルヘルスケアサービスのアプリ画面「Health-On」 全 5 枚
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 韓国の大手通信キャリア、SKテレコムが「ICT+α」のライフスタイルを提案するユニークなコンシューマー商品群をMobile Asia Expoの会場に出展し、来場者を引き寄せている。

 同社は韓国国内で2011年7月にLTEサービスをスタートさせ、2013年6月にはキャリアアグリケーションによるLTE-Advancedのサービスも商用化した。2013年末にはLTE-AdvancedとLTEのユーザーが計1,350万人に到達したという。

 今回は韓国国外の展示会ということもあり、LTEに関連する技術についてはショーケースを設けていなかったが、同社の強力な情報通信技術力と他の産業分野の技術・サービスを融合させた、新しいコンシューマー向けのライフスタイル製品を中心に、「ICT+α」をテーマにした提案型の展示を行う。スマートフォンとドッキングできる子供向けの学習ロボットやフィットネスバンドなど、来場者の注目を集めていた製品を数回のレポートに分けて紹介していこう。

 「Health-On」はSKテレコムとソウル大学校のジョイントベンチャーであるHealth Connect社の開発によるソーシャルヘルスケアサービス。Android端末で利用できるアプリと、Misfit社が開発するリストバンドタイプのフィジカルアクティビティーモニター「SHINE」の組み合わせにより、ユーザーのプロファイルに合わせたフィットネス管理をサポートするツールが提供されている。ユーザーのアクティビティに関するデータはSKテレコムのクラウドサーバー上で管理され、運動や食事に関する活動履歴を解析しながら、スマートフォンのアプリ上では、良好な健康状態を維持するための運動メニューや食事管理のプログラムを参照できる。

 「Smart Green Button」はスマートフォンにBluetoothで接続して使うセーフティアクセサリー。本体の緑色のボタンを押すとSKテレコムの緊急管理センターに自動通話がかかり、ユーザーの位置情報も送信される。通話を受けた後、管理センターは韓国の警察機関と連携を取りながら、緊急度のレベルに応じたユーザーサポートを提供するシステムが構築されている。

《山本 敦》

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