楽天、リアル書店での電子書籍販売に参加……ダウンロードサービスを提供

エンタープライズソフトウェア・サービス

注目記事

2014.6.16（月）13:30

　楽天は16日、リアル書店向けに電子書籍コンテンツ・サービスを提供することを発表した。「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」の実証事業に、電子書籍コンテンツのサービス提供会社として参加する。

　この実証事業は、11月21日まで全国4店舗のリアル書店で、電子書籍を販売するもの。ユーザーは、店頭に並ぶ電子書籍カード「BooCa」のコミックや文芸作品、新書など約3,000タイトルのなかから、好きなタイトルを選び、ハードカバーや単行本と同様に、店頭レジで電子書籍を購入できる。

　購入した電子書籍は、「楽天Kobo電子書籍ストアpowered by楽天ブックス」など、参加電子書籍ストアからダウンロードすることが可能。カードに記載されたダウンロード用コードを専用ページ上で入力すると、コンテンツがダウンロードできる。

　実施店舗は、三省堂書店神保町本店（東京都千代田区）、有隣堂ヨドバシAKIBA店（東京都千代田区）、豊川堂カルミア店（愛知県豊橋市）、今井書店本の学校今井ブックセンター（鳥取県米子市）の4店。電子書籍コンテンツ・サービス提供会社としては楽天以外に凸版印刷（配信：BookLive）も参加する。

《冨岡晶》