ITソリューションなどを事業とするソア(埼玉県富士見市)は、iPadを活用した「葬儀打合帳」を展示。「これまでの葬儀の打合せは、各種カタログをバッグに入れ、客の前で出し入れするようなイメージだったが、このシステムで葬家と画面を見ながら決めていき、その場で見積書をプリントアウト、成約へと案内できる」と同社。
こうしたタブレット端末の導入は各業界で普及しているが、「この葬祭業界は、どうしても相手が高齢ということで遅れをとっていた。しかし、高齢者層全体がタブレットに慣れてきたこともあり、この業界のツールにも一気に波及するだろう」と関係者は話していた。