日本生まれの『妊娠する本』がカンヌ広告祭でグランプリ受賞
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同書は、ママのスタート地点に立った妊婦が、妊娠期間中に抱く希望や不安、日々揺れ動き変わっていく赤ちゃんへの想いを記録できるものとして、産婦人科クリニックを複数運営する医療法人葵鐘会が製作した。
各ページに、受精卵から胎児へと成長していく過程が描かれているほか、記載することを通して子供の成長を実感することができるよう、妊婦のお腹と胸の膨らみを立体的に表現したユニークなデザインを採用し、今年3月には、カンヌ広告祭に次いで有名なアドフェスト2014(アジア太平洋広告祭)のデザイン部門で最高賞のグランプリ獲得をはじめ、複数の海外広告賞を受賞している。
今回の受賞に、葵鐘会の広報担当者・永友一成氏は、「実は2年前からカンヌを目指して準備をしてきました。ヘルスケア部門でのグランプリ受賞はとても意義深いと考えております。妊婦さんにとって生涯で大切なお仕事となる生命の誕生・感動のエクスペリエンスが、より素晴らしいものとなるよう、マザーブックを一人でも多くの妊婦さんに使って頂きたいと思います」とコメント。
制作実務を担当した電通・土橋通仁氏(※『土』は右上に『丶』)は「『妊婦さんの記憶に残るスペシャルなコミュニケーションを』という課題が全てのスタートでした。医療業界は広告規制が厳しい事で知られていますが、その中で『このクリニック、いいな』と思ってもらう事、そして、ベルネットが有する医療技術の高さを(良い意味で)“そこはかとなく”感じて頂けるクリエイティブ表現を体現した所を今回評価頂けたのではと考えています」とコメントしている。
《花》
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