医療機関向け画像共有クラウド、ドコモが8月開始
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「JOIN」はクラウドサービスのため、専用サーバの院内設置、システム運用担当者の配置などが不要。すでに東京慈恵会医科大学附属4病院をはじめ、全国15の病院が導入を予定している。
導入した医療機関の医師等の関係者は、院外に設置するJOINクラウドサーバにスマートフォンやタブレットからアクセスすることで、サーバに保存されている患者の医用画像をいつでもどこでも高セキュアな環境で確認できる。また、病院同士のデータ共有の設定をすると、他の病院が保有するデータを閲覧することが可能になる。
データ共有機能だけではなく、医療関係者同士連絡を取り合うチャット機能も備える。これにより、担当医師や専門医師が不在の場合でも、画像を参照しながら連絡を取り、アドバイスを受けることができる。
スキルアップ社がシステム開発を担当し、ドコモは全国の医療機関や自治体へ提案・販売をおこなう。なお、ドコモは法人事業部内に医療分野に特化した「メディカルICT推進室」を新設し、本ソリューション等の提供をおこなう。月額費用は、86,400円~/施設、972円/ユーザーの予定。
《冨岡晶》
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