日光江戸村の「ニャンまげ」、さらに猫らしく自分らしく!?
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大きな変化はホームページ。7月25日、日光江戸村の公式ホームページ内に、なんの予告もなく「ニャンまげ特設ページ」が公開されたのだ。特設ページに映るニャンまげの写真を見ると、これまでの顔つきと微妙に変わっている。従来はもう少しかわいかった印象だが、どことなく堅く、シュールさが増した感じ。現代のゆるキャラにしては身長が高めなのも変らないが、さらにスリムになったか。
ニャンまげの変化の真相を探るべく日光江戸村に赴いた。スタッフに聞くと、「これまでのニャンまげは、かわいいとか、愛おしいという感じで人気だったが、“さらに猫らしくなった”という言い方がわかりやすいかもしれません」という声が返ってきた。「猫と同じく、ブレない自分を持っていて、人間に媚びないというか……。表情も動きも本当の猫に近づいたって感じですね」。
現場でニャンまげの観察を続ける。相変わらずの人気だが、橋の上で来場者に囲まれても、迎え入れる気配を見せず、水面をボーッと見つめて……。
ニャンまげ劇場でも、渾身の演技などといえるようなパフォーマンスは一切ない。マイペースを貫き、共演者が大声で煽るという展開だ。劇場を出て、村内をぶらぶらと歩いても、ニャンまげは猫らしさ・自分らしさを貫いている。元気なのは、ニャンまげの横をかけていく、忍者や岡引きの衣装を着た「江戸職業体験」の子どもたちだ。
この日も快晴。夏本番のテーマパークに子どもたちのはしゃぐ声と大人たちの歓声がこだまする。外国人観光客が「Oh! Ninja!!」と指差しながら、子ども忍者の後をカメラで追いかけている。ニャンまげは? とあたりを見回すと、いつの間にか、誰にも気づかれずにどこかに消えていた。
《大野雅人》
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