サムスン GALAXY Tab S……高精細ディスプレイや薄型軽量ボディ
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サムスン、「GALAXY Tab S」Wi-Fiモデルを8月1日から日本で発売
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GALAXY Tab Sは6月にアメリカで発表されたサムスンの新しいプレミアムタブレット。10.5インチと8.4インチの2機種で展開される。日本国内には8月1日からWi-Fiモデルが発売され、想定価格は10.5インチが5万円台後半、8.4インチが4万円台半ば。全国の「GALAXY SHOP」を含む家電量販店で販売される。
最大の特徴はWQXGA(2,560×1,600)の超高精細有機ELディスプレイ(Super AMOLED)を搭載し、動画や静止画のコンテンツが高品位に楽しめる。本体も有機ELの搭載により薄型軽量化を図った。自社製のARM系プロセッサー「Exynos 5 オクタコア」を採用する。Android OSは4.4。
本体は約6.6mmの薄型サイズとし、質量が10.5インチが約465g、8.4インチが約294gと非常に軽量であることも特徴だ。カラーバリエーションは10.5インチがホワイトとブロンズの2色。8.4インチはホワイト単色で展開する。
本日のイベントにはサムスン電子ジャパンから無線事業本部 営業Teamの荒井清和氏が登壇して挨拶を行った。
荒井氏は「民間会社の調査によれば、14年のタブレット出荷台数は昨年から16.8%増となり、3,400億円の市場規模が予想されている。なかでもWi-Fiモデルが伸びて、567万台の出荷が見込まれている」とし、タブレット市場が堅調に伸びていることを強調。「ユーザーがオンラインコンテンツを視聴するためのツールは、PCからタブレットに大きくシフトしつつある。ポータブル性能と高精細、高速処理対応のCPUなど、快適にコンテンツを楽しめる、“すべてがプレミアムなタブレット”が完成した」と述べた。
イベント会場では同事業部のGALAXYマスターである竹内健太氏、増田夏恋氏による製品のプレゼンテーションを実施。「画面の美しさにこだわった」という有機ELの色再現性能の高さ、明るさと精彩感を強調しながら、タブレットに表示されているコンテンツの色合いや、ユーザー使用環境の明るさを測りながら画面の輝度バランスを自動調整する「Adapt Display」の機能について優位性が詳しく紹介された。
さらに強力なプロセッサーの処理性能をフルに活用して、タブレットの画面に2つのアプリを同時に表示しながら2画面操作ができる機能や、Wi-Fiで直接接続したGALAXYシリーズのスマートフォンとタブレットを連携操作できる「Side Sync」の機能も本機のアピールポイントとして挙げられた。
イベントのゲストとしてフラワーアーティストのニコライ・バーグマンさん、モデルの西山茉希さんも出席した。
発売前のGALAXY Tab Sを2週間テストしたというバーグマンさんは「仕事では自分のアレンジメントした花の写真を撮影して、高精細な画面でお客様に見せながらプレゼンテーションするのに最適。プライベートでも旅行に出かけた時にとても役に立った。メールのチェックはスマートフォンで行って、コンテンツを楽しむのにはタブレットを併用するなど、色々な使い分けが楽しめそう」と感想を語った。
西山さんも本機を長期間試用した成果を報告。「触るほど楽しさが深まっていった。撮った写真を大きな画面で見られると気分も盛り上がるけれど、自分の写真の腕前がイマイチなのもよくわかってしまう…。反省」と語りながら、「子供と一緒に楽しみたいし、私と同年代の女性には、機械オンチな私でも簡単に操作できる便利なタブレットとしておすすめしたい」とコメントして、会場を和ませた。
《山本 敦》
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