Facebookはニュースを手に入れるためのポータル……10代の意識
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ソーシャルメディア(SNS)における情報共有の実態を把握するため、LINE、Facebook、Twitterのうち、いずれかのソーシャルメディアを利用している全国10~59歳男女924名を対象に、インターネット調査を実施。
現在利用しているSNSについて、投稿の閲覧制限や申請制限といった利用制限を設けているか聞いたところ、制限を設けている割合がもっとも高いのは「Facebook」45.2%、次いで「LINE」37.5%、「Twitter」30.4%となった。年代別にみると、10代は「Facebook」31.9%、「LINE」24%と他の年代よりも制限を設けている割合が低く、オープンなコミュニティーとして利用している割合が高いようだ。
SNSで共有している情報について、Facebookは「自分で撮影した動画や画像」19.7%、「自分の日々の行動記録」18.5%、「旅行記」15.2%の順に多く、プライベートな内容が共有されている。LINEは「自分で撮影した動画や画像」10.9%、「飲み会や食事会の情報」10.8%、「自分の日々の行動記録」10.5%の順に多く、その大半が仲間同士でのコミュニケ―ショーンツールとして利用されている。Twitterは「ニュースや記事で取り上げられるような話題性のあるできごと」12.7%、「テレビ・雑誌・新聞・ラジオの内容」10.9%の順に多く、共通の興味関心を軸に情報共有されている。
Facebook利用者に35の質問を行い、因子分析したところ、20代は5つの因子すべてにおいて意識が高い傾向にあり、多様な情報をバランスよく共有している。10代と30代は、ある特定の情報を共有する傾向が強く、10代は「社会情勢・ビジネス関連の情報共有に向いている」という意識が強い一方、その他の因子に対する意識が低い。Facebookをオープンなコミュニティーと捉えている10代にとっては、コミュニケーションツールというよりも、日常的なニュースを手に入れるポータルサイトに近い存在である、と同社では分析している。
Facebook、10代はポータルサイトとして利活用…7割が閲覧制限なし
《工藤めぐみ》
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