米マイクロソフト、バルマー引退について本人の手紙を公開
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手紙には、バルマーは同社の株をしばらく保有するものの、ボードメンバー(役員)から退き、経営に関与することをやめると書かれている。詳細な理由はこの手紙には書かれていないが、バルマーは、CEOを退いた後の6ヵ月で、ロサンゼルス クリッパーズ(NBAチーム)、寄付による社会貢献、教育の問題などに取り組んでいた。9月以降は新しいクラスでの授業やNBAのシーズンが始まるため、非常に忙しくなるだろうとし、このままマイクロソフトのボードメンバーであることは現実的ではないと述べている。そのため役員退任は直ちに実施される。
なお、8月12日(現地時間)には、ロサンゼルス クリッパーズが、チームの新しいオーナーがスティーブ・バルマーになったことを発表し、18日のファン感謝イベントでは、バルマー自ら府クリッパーズのファンの前でスピーチを行っている。
株を保持する理由については、モバイル1stやクラウド1stといったトレンドは今後も技術革新を続け、マイクロソフトの製品、サービスについての能力や生産性について確信しているので、これからも投資と配当による運用を続けたいとのことだ。
8月の発表となった理由については、次の株主総会の通知の準備が始まる時期であるためとしている。
サティア・ナデラCEO、他のボードメンバーに対して、ソフトウェア開発は依然として重要なスキルだが、マネタイズは月額課金(Etnerprise subscription)、ハードウェアとの抱き合わせ(Hardware gross margins)、広告・課金モデル(Advaertising reveneues)に変わってきているとし、既存ビジネスの管理とこれらの変革への対応も進めてほしいと述べている。
News Centerの記事には、ナデラCEOからの返信も掲載されいてる。
その返信によると、ナデラCEOは、まずこの半年のバルマーのサポートと34年間の会社への貢献に謝意を表し、辞任は重大な損失となるが、新しいポストには、マイクロソフトでの実績と同様な成果と影響をもたらすものと思われ、役員一同、成功することを願っていると結んでいる。
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