高田松原の再生、エコジョーズという選択……ブルー&グリーンプロジェクト
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プロジェクトでは、2006年6月からベトナムにおいて開始した植樹活動で、2014年3月時点の累計で約380万本の植樹(約2120ha)を達成。対象となる省エネ型ガス機器の普及と樹木の成長によるCO2削減効果は、日本の家庭約21万世帯の年間CO2量に相当する年間105万トンになるという。
ベトナムでの活動が一定の成果を達成し、次のステージとして植樹活動の拠点を海外から身近な国内にシフトした。「失われた日本の自然環境や文化景観の再生に寄与したい」と堤氏は新しいステージを説明する。「共感を得られない活動は継続できませんよね。ベトナムでの活動では住宅関連事業者の間で価値観を共有できた。今後はさらに一般消費者とも価値観を共有していきたい」ともいう。
●熱交換器の追加で熱効率95%
一般消費者が省エネ型ガス機器を選択することで、高田松原の再生・維持保全活動の支援につながることが、ブルー&グリーンプロジェクトの新しいコンセプトとなる。「省エネ生活をしながらも生活の満足度は上げたいですよね」と堤氏が言うと、富岡氏も「省エネ型ガス機器を選択することは、一般消費者にもメリットがある」と話す。
富岡氏はエコジョーズについて「省エネ型ガス機器の中で、我々が『エコジョーズ』として普及を進めているのは、潜熱回収型のガス給湯機のことです。これは、従来型の給湯器ではそのまま外に捨てていた約200度もある燃焼排気の熱を、新たに加えた熱交換器で水の予熱に用いて、より多くの熱を利用できるよう効率化した給湯機です。熱効率は従来型と比べて13%向上し、95%を達成しました。排気温度は約80度まで下がりました」と説明した。
「エコジョーズを導入することでガスの使用量も減り、CO2削減に加え光熱費の削減にもつながります。エコジョーズ専用の料金プランを用意するガス事業者もありますので、給湯機のコストアップ分はランニングコストの中で回収できると考えています」
富岡氏は、「家庭におけるエネルギー使用をみると、給湯関連で3割をしめています。この『ブルー&グリーンプロジェクト』をきっかけに、家庭の中でできるCO2削減対策にも関心を持っていただきたいと思います。エコジョーズは誰でも参加できる省エネです」と強調した。
《編集部》
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