山ちゃん、『アナ雪』に対抗?
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宇宙のはみ出し者たちが“銀河の守護者”として宇宙の存亡を懸けた戦いに挑む姿を描いた本作。アメリカで今年NO.1ヒットを記録しているほか全世界興行収入は5億4千万ドルを超える大ヒットとして話題を呼んでいる。
この日のイベントは“銀河プレミア”と銘打って行われ、山寺さん、加藤さん、遠藤さんは銀色に輝くスーツ姿で登場し、会場に敷かれたカーペットを歩いたが、加藤さんは「衣裳的に遠藤さんが親分で、僕が舎弟みたいになってる…」と苦笑交じりに語り笑いを誘う。
遠藤さんが吹き替えを行なったグルートは樹の妖精で劇中で発するセリフはほぼ一貫して「私はグルート」のみ。この日の挨拶でも冒頭、遠藤さんは「私はグルート」と繰り返し、そのたびに加藤さんが横でそのセリフに込められた意味を懸命に“翻訳”し会場は笑いに包まれた。
これまで数多の吹き替え作品に参加してきた山寺さんは「普段は自分の作品は心配で冷静に観れないんですが、この映画は本当に楽しめた!」と満面の笑み。山寺さんと一緒に鑑賞したという加藤さんも「観終わって、2人とも『面白ぇなぁ…!』という感想でしたから、マジで!」と強調する。
本国では同じマーベル作品『アイアンマン』に主演するロバート・ダウニーJr.が、本作について思わず「マーベル作品で最高の作品」と言ってしまったと話題になっているが、山寺さんはこれに乗じて、本作が記録的ヒットを飛ばした『アナと雪の女王』と同じディズニー配給であることに触れ「日本でも(吹き替えを担当した)松たか子さんや神田沙也加さんが『あれには負けた』と言ってくれないかな?」と期待。加藤さんが「なりすましで言いましょうか?」とムチャな提案をし、会場は再び笑いに包まれた。
先述の通り、「私はグルート」一本の遠藤さんだったが「最初はこのセリフだけでラッキーと思ってたけど、いろんな場面でそのひと言で感情を出さないといけなくて、普段よりもNGを出しながらやりました」と述懐。「最後のセリフだけ微妙に違う風に言ってるので、ぽろっと出てくる最後のひと言をお楽しみに!」とニヤリと笑みを浮かべて予告した。
最後に再びマイクを握った山寺さんは「最高のアクションアドベンチャーになってます!これぞエンターテイメント! 『アナ雪』で乗り遅れて、後からこっそり観に行った人はぜひ乗ってください!」とあくまで『アナと雪の女王』に対抗心を燃やしつつ、熱烈に作品をアピールしていた。
なお、この日のイベントでは、加藤さんが演じる“宇宙一凶暴なアライグマ”ことロケットの精巧な人形が用意されたが、、最新の技術を駆使して(?)人形が首を動かしながら加藤さんの声で毒舌を吐くようになっており「カッコつけてんじゃねぇ!」「お前、初めてまともなこと言ったな」など加藤さんらの挨拶に対して絶妙な絡みを見せ、会場を大いに沸かせていた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は9月13日(土)より全国にて2D/3D/IMAX 3Dで公開。
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《text:cinemacafe.net》
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