押井守、スタジオジブリのリストラ&『ナウシカ』続編について鈴木Pに言及
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登壇するや「今日は一番聞きたいことを聞きます」と宣言した押井監督。この夏、一部メディアでジブリの縮小や解体が報じられただけに、「鈴木さん、ジブリどうするつもりなの?」と単刀直入に切り出した。旧知の仲でなければ聞けない質問に、百戦錬磨の鈴木プロデューサーもタジタジだ。
鈴木プロデューサーの答えは「そのままだよ。リストラは必要だけど、どうするも何もずっと続けるしかない」と存続を強調。現在、ジブリが抱える課題は「何を誰が作るのか」だと言い、「アニメの状況が変わってきて、日本のスタッフだけで作るのが難しくなっている。アジア、特にタイやマレーシア、ベトナムから優秀な人材が生まれている」と語った。
そんな鈴木プロデューサーは、先日行われた第27回東京国際映画祭の会見で、日本アニメ界の“後継人”に庵野秀明監督を指名したと報じられ、大きな話題になったばかり。「庵野本人が宮さん(宮崎監督)の弟子だと公言しているしね。お互い認め合っている」と鈴木プロデューサー。
さらに「本人にも言ったんだけど、庵野にはナウシカが必要だよね…」と語ると、押井監督も「『ナウシカ2』は庵野がやるのが一番いい」と発言し、いつの日か実現するかもしれない『風の谷のナウシカ』続編に思いを馳せた。
来年ゴールデンウィークの実写版長編に向けて、現在イベント上映が進行中の『THE NEXT GENERATION パトレイバー』。その折り返し地点ともいえる『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章』は熱海で巻き起こった怪獣騒動に隠された陰謀が明らかになるエピソード6『大怪獣現る 後編』、特車二課に仕掛けられた時限爆弾に、隊員たちが翻ろうされるエピソード7『タイムドカン』で構成されており、鈴木プロデューサーはエピソード6で“うさんくさい”映画プロデューサーを怪演している。
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第4章』は全国にて公開中。
「ジブリどうするつもりなの?」押井守が鈴木Pを追及!『ナウシカ』続編にも言及
《text:cinemacafe.net》
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