山手線内側、再開発地区にタワーレジデンスが誕生 | RBB TODAY

山手線内側、再開発地区にタワーレジデンスが誕生

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クレヴィアタワー池田山
クレヴィアタワー池田山 全 11 枚
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 伊藤忠都市開発は24日、「クレヴィアタワー池田山」の資料請求受付を開始したと発表した。東京都区内の山手線内側に立地する、“カスタムオーダーメイド”システムを採用した免震タワーレジデンスだ。販売開始は2015年1月下旬を予定。

 品川区東五反田5丁目に建設されるクレヴィアタワー池田山は、伊藤忠都市開発が展開する「クレヴィア」マンションシリーズのひとつだ。総戸数104戸、鉄筋コンクリート造、地上23階、地下1階建。

 現地は「城南五山」のうち「池田山」と呼ばれる高台で、JR五反田駅から徒歩4分、都営地下鉄浅草線五反田駅から徒歩2分。五反田・大崎は、再開発(2001年の品川区市街地整備基本方針/東京都副都心整備計画)によって複合都市機能を備えた副都心になりつつある地区だ。

 品川区市街地整備基本方針/東京都副都心整備計画のうち、品川区の「まちづくりマスタープラン」に沿って、クレヴィアタワー池田山は計画・設計されている。マスタープランの各項目のうち、(1)「防災まちづくり」に沿って免震構造やオリジナル防災システム「ライフハグ」を採用、(2)「都市景観」に沿って外観ファサードをデザイン(浅井謙建築研究所設計)、(3)「住まいと住生活」に沿ってマンション内にコンシェルジュサービスを導入した。

 地震対策としては、建物と地盤との間にクッションの役割をする免震装置を取り付けた「免震構造」を採用した。鉛プラグ入り積層ゴム支承、オイルダンパー、直動転がり支承の3種類の装置を組み合わせ、地震の揺れを建物に伝わりにくくしている。

 いっぽう防災システム「ライフハグ」は、東日本大震災を受け、2012年に伊藤忠都市開発が商品化したものだ。居住者を「優しく・結ぶ」ためのコミュニティ、災害に「頼もしく・備える」ための防災アイテム、建築を「強く・支える」ための構造の3つの観点から、居住者の安心を追求・具現化していく。

 また居住者のライフスタイルに合った住まいを実現するため、「カスタムオーダーメイド」を採用した。基本プランに加えメニュープランから選べる。カラー、キッチンや洗面化粧台の高さ、浴槽の形状は無償でセレクトでき、アクセントクロス、ピクチャーレール、浴室テレビなどは有償オプションからセレクトできる。オーダーメイドにも有償で対応する。

 施工は大末建設で竣工は2016年7月末、入居開始は9月末をそれぞれ予定。販売戸数と販売価格は未定。間取りは1K~3LDK、住居専有面積は25.89~76.45平方メートル(トランクルーム面積含む)となっている。

《高木啓》

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