自転車事故の死傷者の約50%は、若者・子ども! | RBB TODAY

自転車事故の死傷者の約50%は、若者・子ども!

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自動車乗用中の年齢別死傷者数の割合(2013年)
自動車乗用中の年齢別死傷者数の割合(2013年) 全 5 枚
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 警視庁・警察庁主導のもと、9月21日から「秋の交通安全運動」が全国でスタートした。交通事故防止を目的として、毎年、春と秋の2回実施されているものだ。

 ドライバー・歩行者・自転車利用者に、広く注意を呼びかけ、交通ルールとマナーの徹底を図るものだが、一方でここ数年問題となっているのが、自転車事故の増加だ。大震災以降、自転車通勤をするビジネスマンが増えているが、自転車関連の事故件数が増えている。より長いスパンで見ても、交通事故全体の件数は減っているのに、相手が歩行者の場合の自転車事故は、12年前から比べ約3.5倍に増えているという。

 また、「自転車乗車中の死傷者は、高齢者が多い」というイメージもあるが、実際は60歳以上の高齢者が23.4%で、若者と子ども(29歳以下)は46.1%と、それ以上に多いのが実状だ。これは通学手段として自転車を使っている10代が多いためと推測できる。事故件数は13~15歳が圧倒的に多く、被害者になるだけでなく、加害者になる危険も高いといえる。

 こういった情勢を受け、自転車保険への注目が高まっている。エアーリンクでは、自転車事故・交通事故を含む、幅広い責任保険(子供向け総合保険)を提供中。基本コースは年払い3600円で1億円まで、充実コースは年払い5000円で2億円までの賠償責任補償となっている。安全運転を心掛けることにくわえ、そのうえでの安心のため、あらためて自転車保険を真剣に考えてもよいだろう。

《冨岡晶》

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