中村玉緒、特注の劇中衣装で登場!『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』プレミア上映
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オスカー女優でありながら26歳の若さで公妃に転身したグレース・ケリー。その後、ヒッチコックからの女優復帰の打診に葛藤していたが、そんな時、公国を外交上の最大の危機が襲う。彼女は持ち前の演技力による一世一代の芝居でモナコを救おうとするが…。
『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』などで知られるダアン監督。これまでにも何度も来日しているが「映画の公開の際もそうですが、日本のミュージシャンとコラボレーションする機会に恵まれて訪れたこともあります。日本の文化が大好きなんです」と日本への親しみを口にする。
本作の主人公であるグレース・ケリーについては、映画人の立場から「子どもの頃からの夢だった映画を諦めて、彼女が公妃となったことは個人的には残念にも感じています」とも。
映画では彼女の心の内の葛藤を描写したが「現代のおとぎ話のような人生を歩んでいるように見えますが、彼女には女優に戻りたいという思いがあったんです。根っからの女優であり、トップの立場にいた彼女がそれを諦めるというのは断腸の思いだったはず。そんな彼女の苦悩を描きました」と語り、劇中で、グレースが公妃として見せる見事な演技について「女優を諦めましたが、彼女はプリンセスという役柄を演じきったのだと思います」と称えた。
『エディット・ピアフ』のマリオン・コティヤール然り、ダアン監督はこれまで自作で多くの女優を輝かせてきたが、ニコール・キッドマンをグレース役に起用した点については「最初は普通にオーディションをしていたし、ニコールの起用は念頭になかった」と明かす。
「ノーアイディアでロスでオーディションしたのですがしっくりこなかったのでパリに帰ったんです。その後、エージェントを通してニコールとスカイプで話をする機会を得たのですが、2時間ほど話し込んで、彼女こそグレースと確信しました」と振り返る。
撮影現場でも「毎日顔を合わせる中で、彼女が特別な女優であることを実感しました。知性と何より直感力があるんですが、一方でスター然としてすぐに控室に戻るようなことは一切なく、現場ではあくまでひとりの女優で、常にスタッフの脇で撮影を見守っていました」と称賛を送った。
玉緒さんはこの日のために特注したという劇中のニコールの衣裳を着て登場! 休むことなく監督に映画の感想や魅力を伝え、それを聞いた監督の返事に対し、通訳の翻訳を待たずにまた話し始めようとするなど、興奮気味にまくしたて、会場は笑いに包まれる。
特に、自身も故・勝新太郎との結婚後、女優業を引退し、出産・家庭に専念していた時期もあり、復帰するか否かで葛藤するグレースの心情に大いに共感したそう。「辞めようという頃に映画監督が会いに来て、そうするとムラムラっとする時期がありました」と述懐。グレースとは異なり、玉緒さんは勝さんの「(映画に)出てもいいよ」という言葉で実際に復帰することになるが「本当は勝は出てほしくなかったのでは? と思いますよ。まあうちは家庭の事情もございまして…(笑)」とユーモアを交えて語り、会場は再び笑いに包まれていた。
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。
中村玉緒、モナコ公妃グレース・ケリーと自らを重ね女優への思いを吐露!
《text:cinemacafe.net》
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