現在もDOWNADUPが猛威……エフセキュア「2014年上半期脅威レポート」
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事

報告書は17ページからなり、注意すべき脅威の概説、2014年上半期の動向、脅威の統計トップ10、モバイルマルウェア、MACマルウェアについて解説したものとなっている。同期の大きな出来事としては、Windows XPのサポート終了、GameOver ZeuS(ゲームオーバーゼウス)ボットネットの遮断などがあげられている。
2014年上半期にエフセキュア製品のユーザーから報告された、アジア地区での脅威の統計1位は、Windowsの脆弱性を悪用して拡散する「DOWNADUP」だった。発生後すでに6年を経過しているが、いまだにその活動が盛んであることが明らかとなった。
一方2位には、ここ最近急増した「Webベースの攻撃」がランクイン。Webブラウザを悪意のあるサイトにリダイレクトし、そこでシステムにさらに攻撃を加えるマルウェアや手法が、さらに脅威を増している模様だ。
【アジア地区での脅威の統計トップ10】
1. Downadup
2. Webベースの攻撃
3. Sality
4. Ramnit
5. WormLink
6. Autorun
7. Majava
8. BrowserExploit
9. Expiro
10. ZeroAccess
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
経産省、ベネッセへ個人情報保護体制の明確化とセキュリティ対策の具体化を勧告
エンタープライズ -
トレンドマイクロが家庭内ネットワーク向け新セキュリティ技術
ブロードバンド -
IBM、独自技術でセキュリティを高めた新x86サーバ「System x M5」製品群を発表
エンタープライズ -
情報セキュリティ担当責任者対象のアンケート実施……「CISO Survey 2014」
エンタープライズ -
非公式アプリでのアカウント利用に注意……IPAが呼びかけ
ブロードバンド -
ロボットが空港の安全を守る!コチ空港がセキュリティ強化
エンタープライズ -
日立、複数クラウドをシームレスに利用できる新サービス基盤を開発
エンタープライズ -
アズジェント、SaaS型のセキュリティサービスを提供開始
エンタープライズ