端末付きMVNOサービス「うれスマ」とは……気になる端末性能もチェック
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BIGLOBE、「LG G2 mini for BIGLOBE」発売……SIMカードとセットで月額2,980円から

「LG G2 mini for BIGLOBE」はLGエレクトロニクスの製品で、型番は「LG-D620J」。グローバルモデルとして世界中で発売されているAndroid端末「D620」の日本仕様版で、LGではコンパクトボディのミドルクラスという位置づけだ。
画面は4.7インチとiPhone 6と同じサイズ。成人男性なら片手持ちにした状態で四隅に親指がちょうど届く大きさで、大画面と操作性をバランスよく両立している。角を丸めたラウンドフォルムは持ちやすさだけでなく、収納のしやすさに貢献しており、ポケットに邪魔にならずに収まるサイズ感だ。カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。
そのほかの仕様としては、重さは約121グラムで、画面解像度は960×540ドット、背面カメラは800万画素。バッテリー容量は2,370mAhで、ドコモの夏モデル「Xperia A2 SO-04F」とほぼ同じ容量だ。電源や音量調整のボタンは背面に配置されており、端末を手に持つとちょうど人差し指があたるポジション。それに加えてダブルタップで画面をオンオフする「ノックオン」機能を搭載しているため、スリープ操作が苦にならず、こまめな操作でバッテリーを節約できる。
この「ノックオン」機能に加え、さらにセキュリティを強化したのが「ノックコード」だ。これは、四分割されたボックス内部を好きな順番でタップすることで、ロックの解除を行うというもの。Android標準のパターンロックより自由度が高く、片手でも無理なく操作できるのが嬉しい。
プロセッサは1.2GHzのクアッドコア「Snapdragon 400」、OSは最新のAndroid 4.4(KitKat)が搭載されており、メールやブラウザ、Facebook、LINE、Twitterなどのアプリを使っていても動作がもたつくということはない。
こうして基本スペックを見ると、「LG G2 mini for BIGLOBE」は過不足ない性能を備えているのが分かる。なお、BIGLOBEのMVNOサービスではNTTドコモの回線を利用しており、「LG G2 mini for BIGLOBE」はNTTドコモの周波数帯のうち800MHz、1.7GHz、2GHzに対応している。もちろんLTEも利用できるため、800MHzと2GHzではドコモのカバーエリアの広さが光り、東名阪では1.7GHz帯を利用した最大150Mbpsの高速通信がいかんなく力を発揮する。
■専用ケースの取扱いが魅力
MVNOで提供される端末は国内での販売実績に乏しいケースが多く、当然サードパーティーによるアクセサリーの提供も限られる。しかし、端末が破損する危険性を考えると、やはりケースや保護フィルムは装着しておきたいという人も多いだろう。BIGLOBEでは、「うれスマ」購入時に「LG G2 mini for BIGLOBE」専用スマホケース(2,980円)をオプションとして購入することができる。
スマホケースはシルバー、ブラック、ピンクの全3色。フリップ式のカバーがフロント部までカバーする構造となっているので、保護フィルムを貼らなくても、持ち歩き時などにガラス面に傷がつくのを防いでくれる。それに加えてこのケースにはユニークな特長がある。ガラス面を覆うカバーに空いている小さな窓だ。あらかじめ設定しておけば、カバーを閉じると画面の表示が変更され、開かなくても小窓から覗くように時刻を確認できるほか、現在の天気を表示したり、音楽の再生操作が行える。
■使い勝手はそのまま基本使用料をカット
「BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM」と「LG G2 mini for BIGLOBE」をセットで提供する「うれスマ」の使い勝手は、キャリアの提供するAndroid端末とほとんど変わらない。また、「LG G2 mini for BIGLOBE」は「ノックコード」など、同社のフラッグシップモデルの機能を継承しているため、使い勝手はかなり高いレベルにある。料金は一番おすすめの「エントリープラン」など、全部で4つのプランから選択することになるが、それもキャリアの複雑なプラン構成に比べれば随分シンプルだ。
端末を含むサービス全体を見渡してみても、ここまで不自由なくMVNOを利用できるというのは、初心者向けのサービスとして非常に魅力的だ。スマホの維持費を苦しく感じているなら、とりあえず「うれスマ」を使ってみるのは十分にアリだろう。
《丸田》
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