T-Connectは今年の6月にトヨタが発表した新しいテレマティクスサービス。ドライバー向けに音声対話型のエージェントを搭載しており、目的地設定やニュース情報、レストランの情報などが音声検索できる。例えば「駐車場のある美味しいレストラン」と音声で呼びかければ、「ぐるなび」のデータから駐車場つきで評価の高い順にリストアップし、読み上げてくれる。予算や個室なども指定することが可能だ。この他、「明日の屋久島の天気」と音声検索をした結果、ウェザーニューズのデータを呼び出し、そして読み上げるデモが行われた。アプリケーションはスマートフォンにダウンロードするようにカーナビにダウンロードできる。
提供アプリとしては、日頃の運転履歴から行き先を予測し、ルート上の渋滞情報、天気等の情報を自動でお知らせする「エージェント+」(トヨタメディアサービス)などのドライブアシスト(運転支援)、走行中に発見した交通情報やおすすめ情報を投稿・参照できる「交通情報投稿」(トヨタメディアサービス)、ぐるなびやウェザーニューズ提供の情報などのアプリ17種類が用意されている。
検索した情報や行動履歴はビックデータとしてトヨタのサーバに上げられ、その人に合わせた情報、あるいは同様の条件の人のデータをリコメンドするように提示してくれるようになる。
ブースは順番待ちとなっており、なかなか体験する機会がないかもしれない。そんな人のために、ここでは体験の様子を動画で紹介する。