【CEATEC 2014 Vol.49】トラック向け最新カメラ・ソナーをチェックするならクラリオンブース
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
まず、8台までカメラを増設できるドライブレコーダーは、全長の長いトラックやトレーラーだけでなく、路線バスなどにも応用されているという。路線バスなどは、周辺の監視だけでなく車内の様子などもカメラで撮影していることがある。車内を撮影するカメラは主に防犯目的で設置されるそうだ。
参考出品となっていたソナーシステムは、トラック用にセンサーなどを後付けできるタイプの製品だ。ソナーは最大10個まで設置可能で、モニター画面にはセンサーごとの障害物までの距離を表示しながら、接近すると3段階のブザーで警告する。高級乗用車向けに同様なコーナーセンサーの製品は市販されているが、トラック用はあまりないので作ってみたとのことだ。
他にも無線方式のリアビューカメラもいくつか展示されている。カメラケーブルを這わせる必要がないので、大型トラックや荷台が分離されるトレーラーなどに便利なシステムだ。無線通信はWi-Fiと業務用周波数帯でのFH(周波数ホッピング)方式の2タイプがある。
そしてマルチカメラシステムの応用としてトラック用のアラウンドビューのデモも行われていた。トラック用の特徴は、前方と右側面はミラーを使って目視ですべて確認できるため、左側面と後方しかビューを再現していない点だ。ボンネットがなくミラーも大きいトラックは、前方と右側面に死角は(ほとんど)ないとのことで、ドライバーからもその映像を表示するより、その分左側面や後方の監視範囲(表示範囲)を広げてくれという声が多く、このような仕様で開発したという。
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