北川景子、「女優をやめようと思った時もあったが」…“森田作品”最新作のヒロインに | RBB TODAY

北川景子、「女優をやめようと思った時もあったが」…“森田作品”最新作のヒロインに

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『の・ようなもの のようなもの』(仮題)ヒロインの北川景子と杉山泰一監督
『の・ようなもの のようなもの』(仮題)ヒロインの北川景子と杉山泰一監督 全 2 枚
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 故・森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の続編の世界を描くとして話題を集める映画、『の・ようなもの のようなもの』(仮題)で、女優の北川景子がヒロイン役として起用されることが決まった。この映画の主演は松山ケンイチ、監督は杉山泰一が務める。

 映画『の・ようなもの のようなもの』(仮題)は、1981年に公開された森田監督の映画デビュー作『の・ようなもの』のその後を描くオリジナル作品で、森田監督を慕う旧知のスタッフとキャストが集結し練り上げた企画。東京・下町を舞台に「落語家“の・ようなもの”」、二ツ目(真打になる前のタマゴ)の青春を軽妙なタッチで描いた世界の続編の位置づけとなる。主演は松山ケンイチ、監督は、森田作品の助監督・監督補を多数務めた杉山泰一。杉山は、この映画が監督デビュー作となる。

 北川は、森田監督作『間宮兄弟』でスクリーンデビューを果たし、それ以来、森田作品への参加を熱望、複数の作品に出演し、森田監督に熱く尊敬の念を抱いていたという。『の・ようなもの のようなもの』(仮題)の三沢和子プロデューサーは、「(この映画の)企画が動きだしたとき、ヒロインは北川しかいないと最初から思っていた。この映画にはなくてはならない存在感を示してくれ、本当に感謝している」と述べている。

 北川は、『間宮兄弟』のクランクアップの際に森田監督から「女優をやめないでくださいね」といわれたことがあったという。「これまで(女優を)やめようかなと思った時もあったが、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられている」と語り、森田監督への深い謝意を示している。その上で、この映画への出演に臨むにあたり、「森田さんはいつも口を片方だけあげて笑ってくれていた。そうやって笑ってもらえるようにしたいというのが、一番強い思いかもしれない」と“森田作品”へ挑む意欲を見せた。

 映画『の・ようなもの のようなもの』(仮題)は、9月30日クランクアップを迎え、現在編集が行われている。来年2015年に公開予定。

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