ジミー・ペイジ、今夜NHK『SONG』に登場!……「ツェッペリンは私の人生そのもの」
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1968年、イギリスで結成された伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンは、1980年に解散するまでの12年間で全世界で3億枚のアルバムを売り上げ、最も成功したロックバンドとして、その名をロック史に刻んでいる。メンバーは、プロデューサーでありギタリストのジミー・ペイジ、ボーカルのロバート・プラント、ベースのジョン・ポール・ジョーンズ、ドラムのジョン・ボーナム。その影響は、後にハードロック・ヘビーメタルの元祖といわれる存在ともなっている。
1970年代前半、全盛期を誇ったレッド・ツェッペリンだが、その栄光を支えたものは、「バンド4人の絆」だった。4人それぞれが、その音楽的な才能を必要とし、一丸となって走り続けていた。しかし、1980年、ジョン・ボーナムが事故死。その3ヵ月後には、解散を発表。全世界に衝撃が走った。
今回の『SONGS』では、ジミー・ペイジが1971年の初来日で公演した日本武道館を訪ねる。この武道館公演では、当時まだ発表されていなかった代表曲『天国への階段』が披露され、日本の観客を熱狂させた。そして、滞在していたホテルでの大暴れなど、ロックバンドならではの奇行の裏で、広島公演では原爆ドームを訪れ、メンバーたっての希望でチャリティーコンサートを行い売り上げを全額寄付するなど、レッド・ツェッペリンの日本公演は前代未聞のイベントだった。番組では、全盛期の1970年代のライブ映像をたっぷりと織り込みながら、ジミー・ペイジが、当時の日本での思い出や、レッド・ツェッペリンの栄光の歴史と挫折を述懐する。
番組の放送にあたり、ジミー・ペイジは、「今回、およそ40年ぶりに日本武道館を訪ね、1971年の初来日の思い出が鮮やかに蘇った。当時、日本の観客はとても真剣にレッド・ツェッペリンの音楽に耳を傾けてくれた。それで、より良い音楽を追求する姿勢を学んだような気がする」と思いを馳せる。続けて、「私の人生そのものだったツェッペリンの音楽をたっぷり楽しんでほしい」と語っている。
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