ドコモとNEC、仮想サーバ間の通信速度を最大6倍に
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NTTドコモと日本電気(NEC)は4日、クラウド内の仮想サーバ間の通信において、通信速度を従来の最大6倍に向上できることを、実証実験で確認したと発表した。
「OpenStack」のネットワーク機能「OpenStack Neutron」(オープンソース実装のみ)と、汎用のNIC(Network Interface Card)を効果的に組み合わせて、100台の物理サーバを用いた大規模な実証実験環境を構成。10月31日に実証実験を行い、異なる物理サーバに搭載された複数の仮想サーバ間で、最大16Gbpsの通信速度を達成した。
さらに両社は、「OpenStack Neutron」の課題となっていた耐障害性を高めるために、通信を継続させる高可用性機能を開発。今回の通信速度の向上と高可用性機能の実現により、「OpenStack Neutron」の機能を商用導入できる水準まで改良できたとしている。
ドコモは2015年度内に、今回開発した「OpenStack Neutron」を商用導入し、高速で安定した新しいクラウドサービスを実現していく計画だ。
「OpenStack」のネットワーク機能「OpenStack Neutron」(オープンソース実装のみ)と、汎用のNIC(Network Interface Card)を効果的に組み合わせて、100台の物理サーバを用いた大規模な実証実験環境を構成。10月31日に実証実験を行い、異なる物理サーバに搭載された複数の仮想サーバ間で、最大16Gbpsの通信速度を達成した。
さらに両社は、「OpenStack Neutron」の課題となっていた耐障害性を高めるために、通信を継続させる高可用性機能を開発。今回の通信速度の向上と高可用性機能の実現により、「OpenStack Neutron」の機能を商用導入できる水準まで改良できたとしている。
ドコモは2015年度内に、今回開発した「OpenStack Neutron」を商用導入し、高速で安定した新しいクラウドサービスを実現していく計画だ。
《冨岡晶》
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