約7割の人が目のコリを放置している!?

　参天製薬は13日、「働く男女の“身体のコリ”事情」に関する意識調査の結果を発表した。この調査は20代から40代の男女500人を対象としたもの。調査期間は10月29日から11月4日までで、インターネットを利用して調査を行った。

■気になる身体のコリとその対処法は？

　“疲れたと感じる頻度”という質問では、22％が“常に疲れを感じている”と、36％が“よく疲れを感じてる”と回答。実に過半数を超える人が、日ごろから疲れを感じていることがわかった。中には、「目の疲れから、顔、首、肩とコリが固まっていく感覚がある」や、「目が乾いたり、疲れたりすると、頭痛がすることがある」という回答もあり、目の疲れが身体の様々な部位に影響しているようだ。

　“仕事中に感じる疲労のサイン”という質問では、72％が“身体のコリ”と、61％が“目の疲れ”とより多くの回答を集める結果となった。また、“仕事中にコリを感じるからだの部位はどこですか？”という質問では、“肩”（71％）や“首”（59％）とともに、“目”（42％）が挙げられた。

　“コリをほぐせば、仕事がはかどると思いますか？”という質問では、79%が“はかどると思う”と回答している。しかし、その一方で「実際にコリをほぐしているからだの部位」という質問では、“肩”（64%）や“首”（54％）は上位に挙げられたものの、“目”は27％と非常に少ない結果となっている。「どうすれば効果的なのか分からない」という声もあり、目のコリをほぐすために苦労している人は多いようだ。

■目のコリは目薬でほぐす

　参天製薬では今年9月、疲れ目対応目薬「ソフトサンティアひとみストレッチ」を発売した。これは目のピント調整筋のコリをほぐす「ネオスチグミンメチル硫酸塩」と「ビタミンB12」を、ソフトコンタクト対応としては始めて、一般用眼科用薬の製造販売承認基準における最大濃度まで配合したもの。パソコン仕事などで目を酷使する人には、疲れ目の改善が期待できそうだ。