同市では金魚の産地や金魚に関係する自治体などが集まって金魚を産業や観光に活かし町づくりや地域の活性化につなげようという「金魚サミット」、金魚をモチーフとした作品を展示・販売する「大金魚博覧会」、「全国金魚すくい選手権」、などが開催されている。
そんな郡山市の商店街の一角に、金魚のアートというべきものが置かれており、通行人の注目を集めている。そのアートとは、なんと電話ボックスに入った約60匹の金魚。すでにネットでは「これはスゴい」「面白い」などと話題になっており写真も複数公開されている。もともとは地域のイベントで期間限定で設置されたものだという。当時は現在の場所だけでなく他にも金魚の入った電話ボックスが設置されていたが、現在残るのはここだけ。コーヒーショップのK COFFEEが管理する形で残された。ショップの話によると、「水を抜くのに2~3時間、入れるのに2~3時間」と結構手間がかかる。交換しすぎるのもよくないらしい。
中の電話自体はレゴの模型のようなものに変更されており、ガラスもアクリルになっている。この電話ボックスが置かれているところと、コーヒーショップの敷地はもともとガソリンスタンドであったというのもユニークだが、なんといっても、商店街の通りに突然出現する60匹の金魚が泳ぐ電話ボックスに驚かされる。写真を撮影する人の姿が絶えなかった。