百田尚樹氏、『殉愛』めぐる“疑惑”に回答……「すべては私のミス」 | RBB TODAY

百田尚樹氏、『殉愛』めぐる“疑惑”に回答……「すべては私のミス」

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 小説家の百田尚樹氏が18日、故・やしきたかじんさんの闘病生活をつづったノンフィクション『殉愛』をめぐる読者からの質問にTwitterで回答。たかじんさんの妻さくらさんの離婚歴についても言及した。

 同書はたかじんさんの晩年、およびその知られざる闘病生活を献身的にささえた妻さくらさんの姿をつづり、多くの感動を呼ぶヒット作となっている。しかしその一方で、内容の一部に誤りがあるとして関係者から批判もあがっている。そうした批判に端を発し、Amazonのレビューでは“美談”に疑問を示す声も少なからず書き込まれており、その中でさくらさんの重婚疑惑もまことしやかにささやかれている。

 百田氏はさくらさんの離婚歴について、「多数の質問が寄せられたので書く。たかじんの妻にはイタリア人男性との結婚・離婚歴がある(日本で入籍、離婚)」と認めた一方で、重婚については、「しかし一部ネットで言われている重婚の事実はない。彼女はたかじんと出会う一年前から、夫とは離婚の協議をしており、たかじんに出会ってそのことを彼に相談していた(証拠メールあり)」と疑惑を否定した。

 さくらさんの離婚歴を同書に記さなかったことで疑惑を呼んでしまった格好だが、これについて百田氏は「彼女の離婚の話を書くかどうかは、実は大いに迷った。本人ができれば知られたくないというプライバシーを明かす必要があるのか、と。誰にでも伏せておきたい過去はある。それに本のメインテーマはそこではない。迷った末に書くのをやめたが、この判断は結果的には失敗だった」とコメントした。

 ただ、自身の判断により、「ネット上では『とんでもない悪女』という評判が立った」として、「すべては私のミスである。以上!」と、さくらさんに向けられる誹謗中傷が筋違いであることを強調した。

《花》

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