西酒造『天使の誘惑』が国際酒類コンテストで最高金賞……本格焼酎業界で初 | RBB TODAY

西酒造『天使の誘惑』が国際酒類コンテストで最高金賞……本格焼酎業界で初

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IWSC2014責任者のローラ・カテナ氏、西酒造代表の西陽一郎氏(左から)
IWSC2014責任者のローラ・カテナ氏、西酒造代表の西陽一郎氏(左から) 全 8 枚
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 西酒造が醸造している本格焼酎ブランド『宝山』の限定銘柄『天使の誘惑』が、世界3大酒類コンテストの一つである「インターナショナル・ワイン&スピリット・コンペティション2014」(以下、IWSC2014)において、本格焼酎業界では史上初の最高金賞を受賞した。

 IWSC2014で100点満点中90.2ポイントを獲得して最高金賞になった『天使の誘惑』は、鹿児島県産のサツマイモを白麹で仕込み、専用の樫樽で7年以上もの間、貯蔵・熟成させた本格焼酎。約20年前から、樽の種類や貯蔵環境など試行錯誤を重ね、古酒100%にこだわった長期熟成酒だ。

 また、西酒造は、エリア別最優秀醸造元を決める選考において、アジア圏の最優秀醸造元となる「アジア・パシフィック・スピリッツ・プロデューサー」にも認定。西酒造代表の西陽一郎氏は、今回のW受賞を受け、「世界中の蒸留酒が集まるコンテストで、結果を残すことができてうれしい。本格焼酎が日本の國酒として、世界中の人々に認識され、親しまれるきっかけになることには大きな意義があると思う」と喜びのコメントをしている。

 昨年10月に、日本人の伝統的な食文化である「和食」が、世界無形文化遺産に登録されたことで、世界で注目を浴びている“日本のモノ造り”。西酒造も、焼酎の原料となる米と芋を作るために、土作りから手掛ける。今後、「和食」ブームの広がりと共に、“日本のモノ造り”によって生み出された本格焼酎が、ビールやワインのように世界中の人々に親しまれるようになるかもしれない。

《渡邊晃子》

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