沖電気が河川の水位状況をリアルタイムで把握する「河川監視システム」を開発
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
システムの特徴は、監視ネットワークシステムでも導入されている同社の「920MHz帯マルチホップ無線ネットワーク」を利用すること。もし通信が寸断されても短時間で自動的にネットワークの再構築が可能で、欠測のないデータ収集が行える。同時に配線が不要なので設置が容易なのもポイントだ。
また、河川各所の水門開閉に必要な判断情報や、氾濫予測による退避誘導情報の配信などの拡張機能も視野に入れており、収集したデータと降雨・水位予測などを組み合わせることにより可能となる。
主に二級水系(中小規模河川)による水害の多い自治体向けに、2014年度末までに商品化を目指す。
《防犯システム取材班/宮崎崇》
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