子連れファミリードライブの注目アイテム……カーナビを使って
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ドライブで、パパやママが「困ったな」と感じるのが、子どもの“ご機嫌”。子連れ旅行アドバイザーの小暮祥子氏は、「初めて訪れる土地勘のないようなところで運転に集中しているときや、道に迷ってしまったり、急な要望で慌てるときにかぎって子どもがグズったり、泣いたりで、慌ててしまうことは多いようです」という。
子どもにとって、長時間ドライブは“退屈そのもの”。小暮氏は、泣き出す子どもの姿を見て“お手上げ状態”のパパ・ママたちに、「お気に入りの動画を用意しておくと効果的」とアドバイスする。
「『これは次のドライブのときのお楽しみにね』と待たせておくとさらに有効です。また小さな子どもには、身体の一部を動かして遊べる歌の映像もおすすめです。手だけでも動かすことで気分転換になるようです。動画は、普段見ているテレビ番組やお気に入りのアニメなどがおすすめ。テーマパークに行ったときのパレードやショーの映像など、自分やパパ・ママもときどき映っている動画だと、より興味を持って長い映像でも飽きずによく観るようです」(小暮氏)
こうした子連れドライブのコツのなかでも、小暮氏はカーナビをプッシュする。「最近ではカーナビなどの機能を活用することで解決できることは多く、家族でのドライブをより便利で楽しくする方法も増えています」(小暮氏)。
パパ・ママの道案内としてだけではなく、子どもの遊び相手として、最新カーナビが重宝するというのだ。
例えば、ブルーレイディスク再生ができるか否かもポイント。パナソニックの新商品「ストラーダ 美優Navi(ビ・ユーナビ)」は、ブルーレイディスクプレーヤーを内蔵(市販初)し、家庭用ブルーレイディスクレコーダーで録画した子ども番組などを簡単にダビングして車内で楽しめる。「子どもがカーナビ画面の映像に夢中になって前席に近づき危険」という声もある。こうした場合は、オプションのカメラ付きリアモニターを使うという選択もある。
このカメラ付きリアモニターは、後席チャイルドシートの子どものようすをとらえ、ダッシュボード側のナビ画面に表示する。前席に座るパパやママは、後ろを振り返ることなくナビ画面を見ながら子どもの状態を確認できる。
また、対話型音声認識機能を新搭載し、運転中でもカーナビと会話しながらスポット検索ができ、子どもの突発的な「おしっこ!」にも、素早くトイレ検索でき、対処できる。
「クルマのいいところは、臨機応変に動けること。子連れでのお出かけでは、スケジュールを緩めに、ただし事前準備や情報収集は入念に、が楽しめるコツ」と小暮氏。プライベート空間が保てるクルマの子連れ旅。最新のカーナビを賢く活用し、パパもママも子どもたちもハッピーなドライブを楽しみたい。
《大野雅人》
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