「年末ギフトはやっぱり」……日本橋三越のバイヤーに聞く“トレンド” | RBB TODAY

「年末ギフトはやっぱり」……日本橋三越のバイヤーに聞く“トレンド”

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冷やしたグラスに2回に分けて注ぐのがコツと女性スタッフ(Photo:大野雅人)
冷やしたグラスに2回に分けて注ぐのがコツと女性スタッフ(Photo:大野雅人) 全 10 枚
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 冷たい雨がそぼ降る11月26日、東京の日本橋三越本店7階お歳暮ギフトセンターは、午前中からプレミアムビールを試飲する人たちで熱気につつまれていた。

 冬のギフトを選びに来店した人たちは、缶ビールの詰め合わせコーナーで立ち止まる。各社のギフトが並ぶなか、来店客が足を止めるのはプレミアムビールの棚の前だ。「お歳暮市場も二極化の流れがある」と語るのは、日本橋三越のバイヤー。

 「ギフトのなかでもプレミアムビールは最も売れ行きがいい。ギフトでビールを選ぶ人のなかで、10人中8人はプレミアムビールを選択する」(バイヤー)

 日本橋三越ギフトフロアで好調の“プレモル”。この追い風に乗るように、三越伊勢丹とサントリーがタッグを組み、「特別企画『ダンチュウ』監修ギフト」をプロデュース。「サントリー ザ・プレミアム・モルツ&ケーファー ソーセージセット」(5400円)や、「サントリー ザ・プレミアム・モルツ&サーモンアラカルトセット」(1万800円)が棚に並んだ。

 バイヤーは「従来はビールのみ、食材のみのギフトを選ぶ人が多かったが、最近はお酒と肴のセットでプレミアム感にこだわるという人たちが増えてきた」とも話す。

 同フロアでは、ザ・プレミアム・モルツをさらにおいしく楽しむヒントをレクチャーするセミナーも実施。会場は平日の午前中からシニア層を中心に満席だった。

 セミナーでは缶入りのザ・プレミアム・モルツをグラスに注いで味わう際のポイントを指南。まずグラスは洗浄後に布などで拭かず、逆さにして乾燥させる。注ぐ3~4時間前に冷蔵庫などでグラスを冷やす。

 そしてグラスを(傾かせず)まっすぐに立てて、勢いよく注ぐ。泡が立ったところで、グラスを傾け、グラスいっぱいまで満たす。こうすると、ビールが7、泡が3の割合となる。これが「おいしく味わう注ぎ方」という。来店者たちは、こうした泡の立て方、注ぎ方などを実演する女性スタッフに注目していた。

《大野雅人》

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