年間ベストセラー本の「ビリギャル」、購入しているのはこんな人? | RBB TODAY

年間ベストセラー本の「ビリギャル」、購入しているのはこんな人?

エンタメ その他
総合4位の「ビリギャル」
総合4位の「ビリギャル」 全 4 枚
拡大写真
 出版取次業の日本出版販売(日版)は12月1日、「2014年年間ベストセラー」を発表した。総合1位は「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(アスコム)、4位には「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA)が入った。

 ベストセラー情報は、約3,000軒の書店のPOS販売データを基に全国の書店での販売状況を総合的に勘案して作成した。集計期間は、平成25年12月1日~平成26年11月26日。

 日版によると、今年の書籍全体の売上げは前年割れだったが、総合1位の「長生きー」は40~70代の女性を中心に売り上げを伸ばしミリオンセラーになった。第2位は「人生ニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法」(文響社)で、ネコの写真と名言や格言に癒された人が多かったようだ。イヌ版の「人生はワンチャンス!」も19位にランクインした。

 4位の「学年ビリのー」は、カリスマ塾講師と女子高生の二人三脚で大学受験に合格するまでを小説化した作品。購買層は受験生を抱える40代女性が突出したという。同本は「単行本ノンフィクション他」部門では2位に入った。同部門6位には「ノートルダム清心学園理事長・渡辺和子氏の「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎)がランクインした。

 総合3位の「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)はテレビドラマでも人気になった「半沢直樹」シリーズの第4弾で、「単行本フィクション」部門では1位だった。2位には今年の本屋大賞を受賞した「村上海賊の娘 上・下」(新潮社)が入った。

 児童書部門では、「アナと雪の女王」関連の作品が10位以内に4作品がランクインし、ロングセラーの「だるまさん」シリーズ(ブロンズ新社)や「妖怪ウォッチ」が健闘した。

日販調べ

年間ベストセラー4位の「ビリギャル」、購買層は受験生抱える母たち

《田中志実》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース