3,000コンテンツを登録……教職員向けポータルサイト開設

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2014.12.17（水）8:30

　国立教育政策研究所は、12月15日から「教育情報共有ポータルサイト（CONTET）」の運用を開始する。教職員などが教材や指導資料などの情報を共有し、授業や学校運営に役立てる。現在、3,000のコンテンツが登録され、今後も充実させていく。

　ポータルサイトは試行的な運用を行っていたが、今回から本格的に開始する。初等中等教育に携わる教職員や教育関係者が、都道府県や市町村の垣根を超えて、教育に関する情報を集積・共有する。さらに、同じ目的や関心を持ったユーザーがグループを形成し、授業や学校運営上の工夫について情報交換や交流できるサイトとなっている。

　同研究所のほか、都道府県および市町村の教育委員会、教育センター、文部科学省が持つ教材、指導資料、研究資料、研究報告書等の有用なコンテンツを集積・提供。現在は3,000件を超えるコンテンツが登録されている。

　サイト内の掲示版では、各種研究会、講演会、研修会の開催情報や文教行政の最新動向などの情報を発信・共有機能も備える。

　サイトへのアクセスは、同研究所のホームページを経由するか専用アドレス（https://www.contet.nier.go.jp/）を指定する。学校種、教科等に分類したカテゴリー検索や任意のキーワードによる絞り込み検索ができ、授業に役立つ有用な情報を効率的に入手することができる。

教職員向け情報共有サイトの運用開始、国立教育政策研究所

《田中志実》