あなたの「しみわたりタイム」が誰かを応援……ジョージアの仕掛け人に聞く 2ページ目

--- 写真を撮影した時間帯別に見られるのがおもしろいと思いました。

竹下 --- 初めは「夜中に投稿する人がいるのか？」という議論もあったのですが、実際に施策をスタートしてみると、夜中に働いている人も多いんですよね。一般的に缶コーヒーが飲まれるのは朝から昼にかけての仕事を始めるタイミングが多いのですが、「休憩タイム」という企画なので、午後や夜中の投稿も多いのかもしれません。

--- 「しみわたる」という言葉はどのような意図で生まれたのでしょうか？

竹下 --- がんばって働いた人のコーヒーブレイクは「しみわたる」。だらだらしているだけではしみわたりません。「しみわたる」というのは、がんばった人だけが感じられる貴重な感覚です。その意味で、この特設サイトは働く人のための「気持ちの共有プラットフォーム」になっています。午後や夜中の投稿も多かったように、どんな仕事でも休憩は必ずあります。仕事の内容は違えどコーヒーブレイク中に感じるものは近いのかな、と思いました。

--- 師走はちょうどみなさんが忙しくなる時期なので、タイミングもよかったですね。

竹下 --- そうですね。さらにこれから年末に向けて、忙しくなる人が増えてくるので、どのような作品が投稿されるのか楽しみにしています。雪景色の写真も投稿されるかもしれません。私自身も完全にユーザー目線で楽しんでいます（笑）。

--- 「GEORGIA しみわたりタイム」に対する反響は？

竹下 --- サイト上の投稿内容については申し上げた通りですが、12月1日から15日まで、東京メトロの銀座線と丸ノ内線で行なった「しみわたりタイム展」の反響も予想以上に大きかったです。がんばって働いている人たちの写真を見て「励みになる」とおっしゃってくださる方がいたのは、とても嬉しかったです。

--- たくさんの作品が集まり、反響もよいとのことですが、これらの投稿作品は今後他の形で使われる予定は？

竹下 --- ユーザーは、がんばる姿を投稿してシェアすることを、ひとつのゴールだと感じてくださっていると思います。なので、それより先のことは考えていません。もっとも、この企画は非常に反響がよいので、またなにか考えていきたいですね。「ジョージア」は「お客様と共にあること」を何より大事に思っていますから、今後も缶コーヒーを飲まれる方々と密な関係でいたいと思っています。これをご覧になったみなさんには、ぜひ現状の特設サイトを訪れていただき、「しみるね!!」ボタンをクリックしたり、ご自身がしみわたっている瞬間を撮影して投稿したりしていただきたいですね。その写真はきっと、他の誰かのがんばりにつながりますから。