意外と知らない横浜みなとみらい……新たな“住みたい街”候補に
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「みなとみらい」とは、横浜市の関内・伊勢佐木町地区と横浜駅周辺地区という2つの都心部を結びつける横浜市西区の沿岸地域。企業や商業施設など集積された新しい横浜の顔ともいえる地区だが、同時に居住環境も着々と整備され計画的な居住政策が展開が行われ、横浜市は「みなとみらい」に関する計画フレームとして居住人口は約1万人までと規定している。
アンケートでは、「みなとみらいの居住人口が約1万人に制限されている」ことを知らなかったと答えた人は「88%」もいて、観光やショッピングの街としてはよく知られていたが、居住環境については認知されていない現実が露呈された。
また、「みなとみらいに住んでいる」と聞いてイメージすることとして、上位に来たのが「おしゃれ」(44.7%)や「セレブ感」(27.7%)、「お金持ちそう」(26.7%)という、華やかなイメージだった。しかし、「実際に住みたいか」という質問には「とても住んでみたい」は7.7%で「まあまあ住んでみたい」(25.3%)と合わせても30%の人しか「住みたい」と思っておらず、逆に「住みたいと思わない」人の割り合いが70%と、華やかなイメージを持たれつつも住むたくないという、ねじれ現象がみられた。
ただ、「みなとみらいの居住人口が約1万人に制限されている」ことを知っていると答えた12%の人の中では、「とても住んでみたい」(33.3%)、「まあまあ住んでみたい」(41.7%)と合わせて75%の人が「住みたい」と答えている。
この二律背反的なアンケート結果を考察すると、「みなとみらい」のことを知っている人ほど「住みたい」と希望する比率が高まることを示しており、「みなとみらい」は知れば知るほど魅力ある街であるということが読み取れる。
「みなとみらい」の居住人口は約1万人と定められており、現在の人口が約7600人であることを考えると、今後、この地域に居住しようという人は早めに動き始める必要がある。例えば東急不動産は、みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩2分の立地にタワーレジデンス「ブランズタワーみなとみらい」を計画している。全228戸の免震タワーだ。マンションの購入を予定している人には注目の物件だろう。
意識調査は、横浜に隣接する東京都心部(23区内)に住む30代から50代の既婚男女300人を対象に、ウェブアンケート方式で行われた。
《花》
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