レディー・ガガ、資生堂の新年広告に登場……セルフィー50枚50紙

　ポップスター、レディー・ガガのセルフィー写真50枚（50種）が、資生堂の2015年新年広告として、全国紙、ブロック紙、県紙など新聞50紙に各1枚（1種）ずつ掲載されることが明らかになった。

　資生堂は中長期戦略に沿って、個人個人の美の多様性を認め、それぞれの美を応援する方向をめざす。その方向性が「その人がその人らしく生きることを応援」するガガの主張と親和性があることから、この企画が実現した。

　資生堂の中長期戦略「VISION 2020」は2020年をターゲットに定め、それまでに何をすべきか、どのような企業でありたいのかを考え、「お客さま起点」ですべての事業活動を構築し、企業価値を高めていくとしている。2020年は人々が自分らしく生きる多様化した社会になり、消費においてはアクティブコンシューマーが今以上に台頭する、と資生堂は予見している。

　いっぽうガガは常に新しい表現や可能性を追い求めている。歌唱力だけではなく、独自のファッションセンスを持ち、数々のセルフィー写真が社会に強い影響力をもつ。

　今回はそのセルフィー写真の中からガガの協力を得て50枚（50種）を選出し、50紙の新聞それぞれに異なる写真を掲載する。新年広告は、1月1日に46紙、1月5日に4紙に掲載する予定だ。資生堂の企業情報サイトでも、1月1日に50枚の中から4枚を公開し、その後も段階的に枚数を公開していく。資生堂は2015年、この新聞広告を皮切りに、ガガを起用した広告展開を行なう予定だ。