ももクロ主演「幕が上がる」……原作・平田オリザ氏が太鼓判 「ずいぶんと泣かされた」
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同作は劇作家・平田オリザ氏が2012年に発表した同名小説が原作。弱小演劇部の少女たちが全国大会を目指す青春群像を描いた物語を、ももクロをメインキャストに、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行氏が演出を手がけ舞台化する。また、舞台に先駆けて2月28日より映画版も公開される。
舞台版の情報については上演が今年5月ということ以外は明かされていなかったが、今回の発表で5月1日~24日まで東京・Zeppブルーシアター六本木で上演されることが明らかに。また、映画版の脚本は『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平氏が手掛けるが、舞台版では原作者の平田氏自らが手掛けることがわかった。舞台版は小説で描かれている、ある一時に焦点を当て、ドラマをさらに掘り下げたものになるとのことだ。
平田氏は舞台版について、「演劇の楽しさとももクロさんの元気の良さがオーバーラップするような作品にできればと思っています。なおかつ、せっかく私が台本書くので、『同時多発会話』など、私のテイストをできるだけ出して、うまくそれが融合すればいいなと思います」とコメント。なお、映画版についてはすでにラッシュを観たとのことで、「自分が書いた作品なのにずいぶんと泣かされた」と語っている。
また、本広氏は「演劇演劇している口語演劇をしてみたいと思っています」としており、「ももクロには稽古期間をしっかり取っていただいて、歌も歌わせない、持ち歌を一切歌わないガチの演劇作品を作りたいと思っています」と意気込んでいる。
舞台「幕が上がる」の上演日程は5月1日~24日。会場は東京・Zeppブルーシアター六本木。
《花》
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