「校長先生ならもっといい車に乗ってください!」生徒たちが軽自動車を改造
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しかも、その軽自動車は校長先生が乗り回していた車とのこと。製作者の一人が「校長先生ならもっといい車に乗ってください。私たちが『ロールスロイス』に変身させてあげます」と話し、実際に改造車づくりが10人のメンバーで始まった。
しかし、それは苦労の連続だった。なにしろ実物を触ることはもちろんのこと、見ることさえできなかったからだ。そのため、写真を丹念に見ながら、寸法を決め、試行錯誤をしながら製作を行った。
ヘッドライトは『ワゴンR』と『インプレッサ』のものをうまく改造して使用、ホイールキャップは『キューブ』のホイールに手づくりでつくったキャップを付けた。また、シートはミシンを使って縫い、外板の塗装はロールスロイス純正のホワイトを使用した。そのほかにも、スピードメーター、フロアマットなど細かいところまでこだわったそうだ。
「実は完成したのがオートサロン開幕の2日前なんです。最後の3日間ぐらいはほとんど徹夜で、栄養ドリンクを飲みながら頑張りました」とメンバーの一人は話す。オートサロンが終わったら、車検を取り、3月にこの車に乗ってドライブをする予定で、その後に校長先生に返却するそうだ。
【東京オートサロン15】校長先生の軽自動車をロールスロイスに変身…NATS
《山田清志@レスポンス》
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